20代は「経験」よりも「専門性」を磨け。会社が潰れても生きていける人になる思考法
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非常に読み易く、腹落ちする記事です。
要約すると、「マーケットバリューは①技術資産、②人的資産、③業界の生産性の3つの要素に分解できる。
①の技術資産は『専門性』と『経験』でできている。20代は専門性、30代以降は経験で勝負すべき。
②の人的資産は柿の木のようなもので、育つのに時間がかかるが、40代以降は極めて重要。
③生産性が低くて、かつ、成長が見込めない産業で働いていてはダメ。
その業界が伸びているか、伸びていないかを見極めるべき。」というものです。
「人的資産」については、縁あって出会った仲間(それが同僚であれ、部下であれ、上司であれ、プロジェクトのカウンターパートであれ、クライアントであれ、ベンダーであれ)に対して、敬意をもって誠実に接していれば、自然と拡大していくものだと思います。当たり前ですが「より多くの人と繋がって、培った『人脈』を利用しよう」という薄っぺらい考え方は嫌われます。まともな人は、損得勘定で寄ってくる相手と繋がろうとは思いません。
誰かを利用しようとするのではなく、仲間が助けを必要としているときに自分が率先して手助けをすることが重要です。そうやってギブ・アンド・ギブを続けるうちに、いつの間にか、自分が困ったときに手を差し伸べてくれる人も増えていくのだと思います。20代は「経験」よりも「専門性」
必要なのは知識や情報ではなく「思考法」
世の中には博士課程という専門性を磨き、かつ思考法を学ぶ選択肢もあります。外資系に身を置いてる立場からしますと、転職はキャリア構成に置いて非常に戦略的に行う必要があります。もちろん外資系でも転職をせずに同じ会社でキャリアアップされる方もいらっしゃいますし、最終的にパーソナルチョイスになってきます。キャリアへの考え方は人それぞれだと思います。しかしまず仕事を通じてどんな自分になりたいかという自己実現のベクトルと、経済面からの市場価値をあげるベクトル、この二つを軸に社内、社外での成長の機会に目を向けて、スキルのアップデート、経験値、人脈の強化を続けていくと自ずチャンスは現れてくれると思います。ビジネスパーソンすべての人は"株式会社自分"の経営者なので、どんな景色を見たいかによって舵を取る方向は決まってくるのではないでしょうか。