米の5月失業率、13.3% 依然高水準、就業者数はプラスに
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アメリカの毎月の雇用統計は投資家などが注視している経済指標です。これの善し悪しが株価や先物のマーケット価格に影響します。
日本時間のつい先ほど5月分が発表になり、多くの専門家が出していた予想よりだいぶ良い結果でした。
コロナは?暴動は?みたいな市況。
アメリカ社会の実態を数字からも冷静に見たいです。予想-800万人に対して+250.9万人の増加。1000万人以上の誤差とはこれは何だろう…ADPは予想-900万人に対して-276万人でそれを超えるサプライズ。
4月分と併せて、合計では-1800万人と減っている。ただ相場は方向性を見て動くのも現実(とはいえ、良いものを先に織り込むような相場がずっと続いていたわけだが)。2240現在ダウ+2.7%、S&P+2.1%、NASDAQ+1.3%。10年債利回りは最近上がっていたが0.9%近くまでなっている。ドル円は約0.4円円安の109.6円、日経平均先物は約+00円で2万3000円超えてきた。
原本やそこからの数値詳細を見ると、先月も話題になった失職者のうち一時的な解雇が3月からの推移は185万→1806万→1534万と戻った形。一時的でないのは210万→256万→295万という推移。
業種ごとでは、建設で46万人、製造業で23万人、小売りで37万人、教育・医療で42万人、接客業(Leisure and Hospitality、ホテル・飲食店などが入っている)で124万人戻っている。一方、政府は-59万人。先月の減少が一番大きかった接客業の3月からの推移は1612万→859万→982万。
あとはPPPが切れたときに雇用がどうなるかが次の論点だと思う。
https://www.bls.gov/news.release/empsit.nr0.htm失業率は19.5%のコンセンサスに対して13.3%もさることながら、雇用者数は🔺750万人の予想に対して+250万人と1000万人上振れで日米株先物爆上げです。
日経先物は23100円台まで来てます。