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今日紹介のNature論文は3000回近く引用されているキーペイパーです。基本的に全ての研究は過去の研究を礎に行われます。「巨人の肩に乗る」という表現をされることも。したがって論文発表する際は過去の論文を逐一引用しながら記述するのが必須です。
有名な雑誌に乗った!という時点で一定の評価はしてよいものの、もっと大事なことは他の人によって再現が取れるか、新しい研究の礎になっているかです。引用数の多さはその論文の重要性・信頼性・注目を判断する重要な指標の1つです。TwitterでいうRTに近い感覚かも。
この研究では3つの独立した研究機関で実験が行われたとありました。これは確からしさを高めるために非常に努力している研究スタイルです。”生き物は生もの”なのでとても変数が多く、実験環境が変わると結果が同じように再現できないことがしばしばあります。最近注目を集めている腸内細菌が原因かも知れませんし、微妙な温度、湿度の違い、餌や水の違いに起因するかも。とにかく何が予想外にインパクトの大きい変数になるか特定するのが難しいわけです。異なる研究機関で同じ結果が出せたというデータは非常に強力です。
老化もまさにその変数の多さの最たる例、それをできるだけ抑えるために基礎研究段階では変数をできるだけ減らして、シンプルな測定からはじめるのだと思います。寿命というのはシンプルに測定できるかつ、多大なインパクトがある指標です。感染機会が少なく餌水を自由に取れるネズミにとって寿命を決める最大の要因は何なのか非常に気になります。どの臓器、どのシステムの障害が死にいたらしめるのでしょうか。死因を決めるというのはすごく難しいことだと思うのですが、老化研究分野ではどんな試みがなされているか興味があります。薬投与群と非投与群をそれぞれ解剖して比較すると何かわかるのかなぁ。
ラパマイシンは免疫抑制剤として使用される一方で、ノバルティス関連会社によりラパマイシンと同じような効果を持つmTOR阻害剤を投与すると抗体価が上がったという話が気になりました。その仕組みがわかると何か新しいメカニズム発見につながるかも知れません。製薬会社のビジネスとしての戦略の話も非常に参考になり、世に出る薬は何重もの障害をくぐり抜けてきたのだなと思いを馳せました。
マット・ケーベルライン博士はMITのレオナルド・P・グアレンテ博士のお弟子さんで、私の留学先だったHarvardのデイビット・シンクレアもレオナルド・P・グアレンテ博士のお弟子さんなので、伊藤さんとはある意味同じ流れを組む研究者仲間です。
伊藤さんのテーマにあるようにラパマイシンは最も老化に効果があることが証明されている薬ですが、「人での実証」「特許からのビジネスへの展開」に課題が残されています。
老化をビジネスにする際に現在注目されているのはペット産業で、人に使うほど厳しい規制がなく、また業界のニーズと市場性が高いことがあります。
また、特許に関してはアメリカresTORbioのようにラパマイシンを改良した新しい薬剤として開発を進めることでこれをクリアしようとする動きがあります。ただし、「老化」の薬ではFDAに承認してもらうことが出来ないので、何かの「疾患の薬」として人で試す必要があります。resTORbioの場合、パーキンソン病や呼吸器に照準を絞って開発を行っています。残念ながら先日、呼吸器に対する試験は基準をクリアできなかったようですが、老化の薬は人で使用する場合、「何の疾患の薬」として承認してもらうかが肝心なポイントになります。
その点、サプリメントは対象疾患がボヤ〜っとしてるので厳しくありませんが、効果も市場性もニーズもボヤ〜っとします笑。
カロリー制限すれば寿命が延びることがわかってはいても、それほど節制できないのが人間というもの。カロリー制限と同じ効果が期待できる抗老化薬の候補がすでに登場していると聞き、その発想になるほど、と感心しました。
また、高齢になるほど免疫力が落ち、抗体が作られにくくなる、従ってワクチンも効きにくいーーというのは、意外と知られていない重要な事実ではないでしょうか。つまり、新型コロナのワクチンができたとしても、重症化リスクが高く、最もワクチンを必要とする世代には役に立たない可能性が高いのです。
アンチエイジングを直接の目的とする治験が難しい中、ノバルティス社の関連会社は「ワクチンの効能を高める」ことを目的に候補薬の治験を実施します。彼らの真の目的は、今後数十年間かけて、それぞれの被験者の寿命を追跡することかもしれません。
不老研究で難しいのは、人間の寿命をどのくらい延ばすのか、それを調べるために数十年という時間がかかること。私がいまそうしたクスリをのんで、果たして長いくするのか、確認するまで時間がかかるわけです。
それでも私が生きている間には、明らかにさまざまな若返りや、老化防止のサイエンスなどが、社会実装される匂いがします。そこに、とてもドキドキします。
科学記事はどの読者に向けて情報をおこすか常にバランスが難しい所、仲間内の専門雑誌ではやはりみない文体で、多くの方に興味を持ってもらうための工夫をどういう風に表現するか、アウトリーチの例として勉強・参考にさせて頂いています。
一般に向けた科学記事は WIRED の記事や、MIT technology review などがそれに近いものでいつも楽しませて頂いてます。ただ和訳記事も多く、読み慣れてくるとすぐに英語記事の和訳である事がわかる言い回しや構成が多いので、日本語でその方が発した情報を編集してある本コンテンツのシリーズもまた貴重であると感じています。
コンセプトにもある通り、きちんと論文の情報をおいてあるのでこれをフックに興味を持って頂いてさらに調べたり、決着のついてない仮説に持論を持ってみたりすることが個人的には醍醐味です。
コロナの影響は生命科学系の研究にも大きな影響や遅延を与えており、実験を止めざるを得ない状態もありました。こんな状況で何かできないかと、前線の研究者の方々のトークを、わかりやすく共有する Sience-ome というオンライン企画を、第一弾で登場した早野さんと仲間たちでやっています。
「スーパーサイヤ胞をつくる」「ありがとう、頼りなきゲノム編集」など興味をそそられるタイトルで楽しくやっています。大学生の参加者などもあり、始めて数回で人数が増えてきてます。興味のある方は無料で、オープンなコミュニティなので是非参加してみて下さい。
https://www.scienc-ome.com/
記事に取り上げられている成長ホルモンは、小児期には身長が伸びるなど成長に大きな影響を与えますが、成人でも一定の量が分泌されています。大人でこの成長ホルモン分泌が不足していると「成人成長ホルモン分泌不全症」という状態になり、疲れやすい、集中力の低下、メタボ傾向、骨密度の低下など様々な症状があらわれます。
また、成長ホルモンはIGF-1というペプチドの産生を促進しますが、IGF-1は10代をピークに、加齢とともに低下することが知られています。例えば60代の人のIGF-1は、20代の人のIGF-1の半分~1/3程度の数値です。こういった関係から、IGF-1の低下が老化に影響したり、IGF-1を増やせばアンチエイジング効果があるのではないか、といった仮説があり、現在も様々な研究が行われています。
個人的には寿命より健康寿命の伸びが気になる。抵抗力が減ることによって亡くなりやすくなるだけでなく、細胞自体が健康な期間をどれだけのばせるかなどの研究もあるのだろうか?
「カロリーを制限すると長生きする(=腹八分目が健康にいい)」「高身長より中肉中背の方が長生きする」と昔からよく言われますが、それらが科学的に正しいというのも非常に興味深いですね。
「TIME」という遺伝子操作で25歳から年を取らず時間が通貨として使われる映画を思い出しました。人口増加への対策が必要なものの老化防止を実現できた世界でどのようなことが起こるのか興味深いです。倫理的にもかなりセンシティブなテーマだと思います。
"同じ種同士だと、大きい個体ほど寿命が短いのです。"
"人間を含む生き物すべてに共通する老化の原理が、遺伝子レベルの基礎研究で分かってきており、それをターゲットにする薬はもうあるのです。"