「男性は犯罪者予備軍？」「納得いかない」キッズライン、男性シッターの一律“締め出し”に非難の声

コメント

注目のコメント

• 星野 真希子

  フリーランス ライター

  ・2020年06月06日

  男性シッターだけ一時停止するのは、性別による偏見や、性別間で分断を生む可能性があることから、倫理観を求められる一企業の方策としてふさわしいと思えず、不当の声があがって当然だと私は感じます。
  
  ビジネスとして厳しいのかもしれませんが、一旦すべての業務を止め、全登録シッターの安全性を確かめてから、再開するのがベストのような気がします。
  
  ただ一方で、やみくもに批判されるばかりに、性犯罪、および小児性犯罪の加害者のほとんどが男性という事実、どうして起きるのかという視点が、かき消されることになってはいけない、とも思います。
  
  警視庁が発表した2019年の児童への性加害（強制性交等、強制わいせつ罪）の統計では、加害者は男性が97.8％に対して、女性は2.2％と、圧倒的に差があるのは明らかです。
  
  私はこれは、古い教育や社会的な構造など、根深い理由があるのではないかと思っているのですが、ともかく、短絡的な捉え方になることなく、解決に向けて、成熟した議論がなされることを願っています。