新型コロナ エアコンの「風」で飛沫流れ感染 CDCが事例報告
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咳やくしゃみで生じた飛沫がエアコンの気流にのって広がったという可能性はもちろん考えられますが、店員の手を介して広がった、店のドアノブを介して広がったことなど、その他の原因があった可能性は挙げればきりがなく、過去の事例を振り返って検証しようがありません。
科学的な意味では、新しい発見や仮説を提案し、その仮説をもとに様々な検証を行っていく姿勢は重要です。この論文はその仮説を提案しているだけであり、現時点ではそれ以上でもそれ以下でもありません。この発表を受けて、「飲食店のエアコンは夏でも全て禁止した方が良い」といった過剰な議論にならなければ良いのですが・・・。熱中症のこともありリスクとベネフィットを天秤にかけて考える必要があります。
元の論文はこちらです。
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/26/7/20-0764_article暑い夏の間、エアコンは室内で是非使用してください。
毎年5万人から10万人もの方が熱中症で病院に搬送されています。その大部分を占める、高齢者の古典的熱中症は、暑い室内で起こっています。炎天下のスポーツ中ではありません。そして毎年、現在までの新型コロナウイルス感染症による国内死亡者数を上回るような数の方が熱中症で命を落としています。
これを防ぐ最も効果的な方法は、エアコンの使用です。特に持病のある方、ご高齢な方では、少しの気温の変動で熱中症を発症しえます。気温に気を配ることも、感染対策と同じぐらいとても大切です。だから、「夜の街」や「接客業」はピントはずれでは?
空気の流れで飛沫が拡散していることは分かるが、食器や什器・家具を介しての接触感染はどうなのだらうか?
また、複数の経路での感染(たとえば、食器と会話の両方)の場合、どういう判定になるのか?
また、感染経路の確認では、後で感染者だと分かった人がいた場合、それまでの確認結果の全てを更新するのか?
確認した時に判明した情報だけで、感染経路を考えてるのは合理的とは思えない。
多数の要因が予想されたり、多段階の要因のときに、要因分析をするのは難しく、真の要因を探索するのは極めて難しい。世の中は、単純な単回帰ではないはず!
感染症の議論て、なにか、非科学的な感じがする。