ドイツ、消費税を減税 来月から半年間は19%→16%
朝日新聞デジタル
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注目のコメント
あの緊縮財政で名高いドイツが消費減税とはビッグニュースです。
ちなみに、私も3月末に官邸に呼ばれた集中ヒアリングにて、7月から少なくとも年度末まで10%→8%の消費減税を進言させていただきましたが、焼け石に水でした。政府部門が民間部門を支えるステージに入っており、これが世界の潮流として根付けば低金利・低物価が当たり前の世界になります。しかし、金利が消滅しているもとで流動性は潤沢ゆえ、運用資金はどこかへ向かわねばならない。それが今は株になっているという理解です。
しかし、ドイツの事です。状況が落ち着けば可及的速やかに増税に戻すと私は確信しております。特別定額給付金を全国民に給付するのも一時的に消費税率を引き下げるのも、国民に遍くお金を配るという点で似たようなものですが、高所得者ほど消費が多いことを考えると、消費税率の引き下げは金持ち優遇の側面が出て来ます。そのかわり給付に政府の手間が掛かりませんし、カネを自由に使える富裕層は税率の低いうちに買い物をしようと消費を増やしもするでしょう。
我が国で一旦消費税を下げたら元に戻すのは容易でないですが、健全財政の重要性が国民に広く染み透ったドイツなら出来るかも。
合理性を重んじるドイツらいし判断ですね・・・ (^^;