英国を新天地に、ジョンソン首相が香港市民300万人に道開くと約束
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何故だか称賛が相次いでますが、ジョンソン首相自身、手段を目的化させる達人であり、思いつきで物を言うことが大好きな政治家という印象です。現実には、そういう発言に閉塞感の打破を期待する人もいまして、一部は熱狂的なファンとなりますが。
今回、ジョンソン首相は香港社会の分断を促すようなことを寄稿しているわけでして、本来ならば褒められて然るべき内容とは言えないはずです。
まあ、国内でのコロナ対応などをめぐる自身の支持率低下への対策として、帝国史観が強い保守党支持者層に対するリップサービスをしているだけだと思います。私は彼に責任感を感じません。ドミニク・ラーブ英外相は、中国に対して、国家安全法の香港への適用を思いとどまるうよう求めていた。その中で、ジョンソン首相が、急に強硬な発表をしたという感じだ。ただ、ジョンソン首相の最もまた、国家安全法の香港への適用を撤回されることであって、そのために圧力をかけたと思われる。
ロンドンには会議などで何度も行った。市内のあちらこちらで見る多様な文化、人々のバック・グラウンドの風景を見ると、ごく自然と300万人の英国移住は実現するだろう。この英国人の寛容さ。ところで中国は大歓迎をするだろう。香港人のなかで中国にとって「違和感のある」人々が香港から去るのだから。