最古最大のマヤ遺跡か、メキシコ 紀元前1000年ごろの建造物
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アグアダ・フェニックス遺跡は2018年に発見された新しいマヤ遺跡で、紀元前1000年から750年の間のいわゆる先古典期に栄えたと見られています。
この遺跡はマヤ特有の階段ピラミッドの様な特徴的な祭壇建築物がなく、また王権を示すようなものも出土していないことから、どのような権力がこの街を支配し、そして大規模建造物を作り得たのか全く謎に包まれていました。
因みにこの遺跡の発掘は学術的な予算があまりつかなかったらしく、過去何回かクラウドファンディングによる発掘の支援依頼が行われていた記憶があります。
それがいざ調べてみると世紀の大発見ですから、ちょっとビックリです。発見に用いられた技術のことも記述されていた記事を見つけましたので翻訳します。拙い点はご容赦下さい。技術の進歩の過程での思わぬ掘り出し物。
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Lidarは対象の領域を飛行するために飛行機またはドローンが必要です。レーザーパルスが放出され、信号が跳ね返ると、データポイントの点群と呼ばれるものが生成されます。その後、専門家による画像処理と驚異的なコンピュータ処理能力により、植生がデジタルで削除されたネイキッドなモデルを生成できます。
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上記の原文はnature誌の記事にあります。
https://www.nature.com/articles/s41586-020-2343-4