香港ドルの米ドルペッグ制、国家安全法制定で崩壊も 英が警告
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香港当局側に米ドルペッグ制変更の意図はないと長官が言っています。国家安全法そのもの、というよりはそれに対しての、アメリカを中心とする各国の対応が米ドルペッグ制維持への懸念に繋がっていくと考えることはできます。香港の米ドルペッグ制は他のペッグ制と少し違っていて特殊なんですよね。
そう、これ、ふと思ってたんですよね...「香港ドル」ってどうなるのかと。
香港HSBCのマルチカレンシーの口座が超優秀で、一つの口座で、あらゆる通貨(間)のキャッシュを、即座に、オンラインで替えられます。
自分のビジネス上はHKD, USD, EURでの支払いがあり、為替リスク回避の方策の一つとして、(実際の支払いにおける各通貨の必要金額も考慮しつつ)常々〜HKD:10%, JPY30%, USD40%, EUR20%〜というアマウントバランスを取るようにしています。
それはさておき...自分の銀行口座のHKDを出来るだけ多くUSDにしておこうとか、他の通貨からHKDに替えておくのは本当に必要な額だけにしておこうとか、”恐れの心理”からも、そういうことが起きるんでしょう。
私自身、こういうケースの「通貨の動き」について専門的な知識がないため、対策として、単純にそうします。(そして、上述の通り、即座にできます。)
将来、市中に出回る現金もどうなるのか、とか...。
色々勉強しておかなければなりません。
香港の人々は、その時、自分の持つ資産を、USDで握るのか、人民元で握るのか...通貨の「踏み絵」みたいなことが将来起きるのでしょうか?
*追記*
確かに、Nakajimaさんが仰られているとおり、中国本土の外貨(USD)収穫地(金融ハブ/ゲートウェイ)としての香港の存在は非常に大きく、容易く上海・深圳でその地位をリプレイスすることは不可能なレベルかと思います。
このWall Street Journalの記事が素晴らしく良く纏まっており、一目瞭然でその状況が分かります。
https://newspicks.com/news/4947361