首相「9月入学」今年度・来年度からの導入 事実上見送る意向

コメント

注目のコメント

• 松田 悠介

  Crimson Global Academy 日本代表 文部科学省中央教育審議会 委員

  ・2020年06月02日

  コロナ対策と9月入学は切り離して考えていくのが良いと思います。
  
  報告書を読み漁っているとよくわかることがある。今回の9月入学騒動はコロナで生じた学習の遅れを取り戻すという考え方を表面的に出し、真の目的が「国際標準化」と「教育の中身の抜本的な見直し」であることがよくわかる。
  
  これらは本質的な考えなので、否定するものでもないし、よくよく議論して改革を進めるのはよいと思うが、
  コロナ禍の混乱を利用しないとそもそも改革に着手できない実態に落胆する。
  
  本件は継続審議されると思うが、本質的な改革を期待していきたい。
• 小宮山 利恵子

  スタディサプリ教育AI研究所所長、東京学芸大学大学院准教授

  ・2020年06月02日

  9月入学の前に、着手・解決すべき課題が山ほどあるということ。大学入試、民間英語試験、教員の働き方改革、部活どうするの？先生や学校の役割の再定義は？
  
  また、日本の9月入学移行については、アカデミックの様々な観点からメリットよりもデメリットが上回るという話が出ている。
  
  以上から、見送りの結論が出たのでしょう。
  
  現場の先生たちは、9月入学の話をする余裕もなく、コロナにより新しく追加された毎日トイレ清掃する等の業務に日々疲弊してます。
• 藤岡 頼光

  QQEnglish 代表取締役

  ・2020年06月02日

  たんなる思い付きで振り回されたとは思いません。
  新しい発想がでたら、いろいろと検討することは重要だと思います。
  始めから無理だと言って、何もしないのが最悪です。
  チャレンジしたことを否定してしまったら、新しいことはできなくなってしまいます。
  正直言って「9月入学」を見送ったことは残念ですが、評価したいと思います。