学校、公共施設で次亜塩素酸水の噴霧休止相次ぐ 厚労省「濃度次第で有害」
毎日新聞
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5月29日のNITEの発表が大きく影響していますね。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200529/k10012450841000.html
次亜塩素酸は、いわゆるプールの消毒にも使われますが、
▶塩素で消毒した室内プールに参加している小児計146人(8~18歳)に対し、スイミング前後に呼吸機能検査や気道の炎症を反映する呼気一酸化窒素が高くなる(Ann Allergy Asthma Immunol. 2019;123(3):249‐255. )。
といった報告もあります。
問題のある対応には疑義が唱えられ、そしてすみやかに方向転換する、それでいいのだと思います。100%間違わずに進むことは難しいのですから。噴霧された次亜塩素酸水を多量に吸い込むと、それ自体が肺炎を起こすリスクになります。
そのようにして生じた肺炎は、新型コロナウイルスによる肺炎と見分けがつきにくく、また確立された有効な治療法もなく、とても厄介です。
他国からも消毒液の誤飲、薬剤の不適切使用など、感染対策の結果として生じた健康被害も多数報告されています。どんなものも適切に使わなければ、かえって毒にもなりえます。
感染予防策は大切ですが、行き過ぎた感染対策をしないことも大切です。