「ネットはオールドメディアが圧勝」 ――川上量生ドワンゴ会長インタビュー(上) - Close-Up Enterprise
コメント
注目のコメント
まあいつものオールドメディアよりにわざと振れた川上さんの発言ね。オールドメディアの取材力はグローバル化、スマホネイティブ化に全然対応できてない。
<追記>大川さんのご指摘に関して。確かにニコ動はテレビと違う領域。ただ、占有時間という観点では侵食している(それはテレビ・PC・スマホという3スクリーンでよくある議論)。領域が違うものが拡大すれば、既存領域が減少、過去起こったゲーム専用機とガラケーゲームが例になる(画像など明らかにゲーム専用機が高い)。新たな価値を提供して、その結果として領域の比率が変化した。
オールドメディアに関連して証券会社のリサーチ(一種のメディア)もわここでのアナリストの方々のコメントからわかるように、ネットの情報より遥かに高品質。コミッションが下がり過ぎて、その対価がリサーチの持続性という観点で不十分と思ってて、トレードに伴う形以外で収益あげられないか考えたいところ。PicksやSPEEDAもその一つの形に進化させられないか…<追記終>
結構同意するところが多い。特に色々批判はあるがニュースの品質に関してメディア企業は高いし、それゆえマネタイズ力も強いというのはそうだと思う。ネットでは良い情報もあるが、全体に占める確率は低く、審美眼や情報を合成する力が要求される。
ただ、一つ、オールドメディアが圧勝するかというと、そうでもないだろうと思う。それはニコ動でも言え、テレビ局のコンテンツ作成能力はすごいが、ニューメディアであるニコ動が伸びている。結局、ユーザがコンテンツやコメントで参加して、またそれが新たな価値を生み、その中でコンテンツ自体やコンテンツを見るための何かにお金を払いたいと思ってマネタイズできている。
ニュースでも同様だと思う。ニュースの品質も重要で、そこでのマネタイズも一つ。それ以外にもマネタイズはニコ動の例を見ても、ニュースで横展開できるものは多いし、完全に別のものもあるだろう。