現金避けキャッシュレス決済増える 飲食店利用客 コロナ対策
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日本では長らくキャッシュレスを利用する動機がインセンティブ以外は無いと言われてきましたが、皮肉にも新型コロナによって、日本では無かった現金は不衛生なので、キャッシュレスを使いたいというニーズが出てきました。
こうなると加盟店としては、対応していないことがネガティブになってくるので、従来は導入を躊躇していた方でも導入せざるを得なくなってくるのではないでしょうか。
一度、キャッシュレスになれてしまえば、現金生活に戻りたいとはなり難いと思うので、この流れは一過性のものではなく定着して行くと思われます。米国に行って20ドル紙幣に両替すると、ある程度経年したものはくしゃくしゃになっているものが多い。日本で外貨両替をして持っていく外貨とは際立った違いがある。
これまで、海外との比較で、日本人は紙幣などをきちんと人がたり畳んだりしてきれいに使うから汚れにくく、財布に入れて持ち歩いても何ら不都合はないのが、キャッシュレスが進まな理由の一つだと言われてきたと思う。
お年玉とかご祝儀などもしかり。
しかし、今回のことで、人の手を転々とするものを身につけて持ち運びたくないという感覚は、人混みにな入りたくないという感覚と同じくらい日本人に染みついてきていると思う。
これは、文化をかえる可能性があると感じています。
この自粛期間を含む数ヶ月は、個人的にもタクシーやコンビニ、飲み物の自動販売機など、スマホ決済がほとんどの生活を送っていますが、私の中ではキャッシュレスがデフォルトになっています。
今日たまたま、近くのスタバにいき、MOBILE ORDER & PAYというのを試してみました。これが便利で、その上UXもしっかりしていて、受け取り番号というのもユーモアがあるもの(ご興味があれば試してみてください)で、次回もこれでいこうと思ってしまった。お店のスタッフとの会話も、お金のやりとりが不要なので、以前よりカジュアルになったという気がしました。(Amazon GO的な感覚)
キャッシュレスの中でも、こういう事前決済型は全ての小売店に向くわけではないが、「いい感じのキャッシュレス」が少しずつ増えてくると、マイナスから逃げるというよりも、そのほうが単純にいいからということになって、気がつけば文化として定着する可能性がますます高まると思う。コロナ禍でキャッシュレス決済が広がってはいるものの、普及率の数字を見る限りまだまだ世界標準と比べると低いですよね。日本人の現金信仰の強さをあらためて感じます。
キャッシュレスにしましょう!と旗を振られても大きなお世話、現金で困っていません、と距離を置くこともひとつの価値観として許容すべきと思いますが、ことコロナ禍にあっては店員さんを守る、感染の連鎖の可能性を防ぐ観点からもみんなのため社会のためにキャッシュレスを推進することに意味があるも思います。