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旭化成がめずらしくB to Cビジネスを展開。その理由が自社のサステナブルな商品を消費者に直接伝えるため。自社努力をアピールしたい現れでしょうか。

廃ナイロンや廃プラスチックなど、廃棄予定だったくず糸(おそらく同社製造ラインのロス)を再利用したリサイクル糸を100%使用しているとのこと。時代によっては工場のコスト改善活動の一環として陰で実施されて、表に現れることはなかったかもしれない取り組みです。以前NIKEも工場の廃材を利用したスニーカーを発表していましたね。https://newspicks.com/news/4613190?ref=user_1549708

本ブランドはこれだけでなく、100%トレーサブルなサプライチェーンを構築し、国際的な安全基準を満たした染色を行っているところもポイントであるようです。こちらも前面に出してもよいと思うのですが、今回のニュースでは省略されています。サプライチェーン管理は非常に骨の折れることですので、これも評価されるべきと思います。

事業者がこれまで密やかに行ってきたコスト改善・環境改善への取り組みも、ブランド価値向上へのアピールに繋げられる時代。同様の取り組みをしているにも関わらず、アピールに繋げられていないという事業者は、まだ沢山あると思います。SDGsやサステナビリティ活動を通じて既存の活動の整理をし、他社に負けずにアピールするのも戦略のひとつです(もちろん、新しいことに目を向けることも素晴らしいです)。こういったことが業界全体の環境活動の活発化に寄与します。
せっかくなら、素材のリサイクルという観点だけでなく、染色が環境汚染に多大な影響を及ぼしている事をきちんと考えてくれているなら、植物染色や新しい環境に優しい染色方法も、もっと追求してほしいなぁ。

ファッション産業が水関連で及ぼしている環境破壊は非常に大きな問題です。

あと、リサイクルした繊維からマイクロファイバーは出ない?どうなんだろ。洗濯から流れ出すマイクロファイバーが分解されず海や海の生態系に影響している事も水に関係して問題視されています。

---以下参照ページから抜粋---
ファッション産業は、水の汚染問題も引き起こしている。生地の染色は、世界で2番目に大きな水の汚染源となっている。染色の過程で汚染された水が、水路や川にそのまま流されるからだ。

産業に起因する世界中の水質汚染のうち、20%はファッション産業が原因となっている。
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参照元
https://www.businessinsider.jp/post-200862
気になります
取り組みは、すばらしいと思います。しかし、古く、奥ゆかしい部分は、改良すべきではないでしょうか?

「裏のストーリーを知っている人だけがわかる」というビジネスでは、環境問題を本格的に訴えるメッセージにはならないと思います。

私自身、具体的なアイデアなく言っているので、無責任で申し訳ありませんが、サステナビリティに関しては、「ストーリーを知らなくても、商品をみれば、使えばわかるメッセージ」が鍵だと思います。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
繊維・ケミカル・エレクトロニクス、住宅・建材、医薬・医療等を展開する総合化学メーカー。技術領域の広さと高い技術力が強み。
時価総額
1.54 兆円

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