マッキンゼーはなぜ「サンクスレター」に命をかけていたのか?
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注目のコメント
筆ペンと季節の便箋。
私も、長らく出張してませんけど、出張の持ち物でした!
ただ、これは仕事だからやるのではなく、私生活においてもこの心がけは心を何倍も豊かに、まわりを幸せにする秘訣だと思います。
ありがとう、おはよう、ごめんなさい、そういった挨拶で気分を害する人はいません。
って、こんなこといいながらも、実は、私もかなりの未熟者で、目の前のことについつい集中してしまい、その気持ちを忘れそうになります。
だから、忘れないために、奈良に足を運び、華道を続けていると言っても過言ではないです。
どんな行事でも参加させていただけることに感謝して、自分たちがホテルを借りる時もお金払うのはこちらだからという心ではなく、貸していただけるという感謝の気持ちで接しなさいと、家元・副家元から教えられてきました。
花を生ける心としても、赤子から乳房をうばうようなものだという、その大切な花の命をいただいて、花を生けることができているということを忘れずに、命の大切さを伝えていってほしいと。
会うたびに何度も言われるので、そのフレーズは頭にしみついてるのですが、やっぱり心に余裕がない時、手紙を書くというような行動はできても、その志を失いそうになることがあります。
とはいえ、今回の新型コロナの蔓延により、多くの行事が中止となり、移動が自由にできなくなる中、あらためて、”させていただける”ことに感謝するというのは本当に大切なことだなと痛感しました。
当たり前なことが当たり前じゃなくなったとき、多くの人が動揺するわけですが、そのときにどうやって解決して、気持ちを整理していけるか。
華道のみならず、『道』の世界にはどこか、その生きるということに通じるエッセンスを伝えていく使命ってものがあるのかなと。
最近そんなことを感じながらも、新しい生活様式をどのように適用していくべきなのか模索しているところです。これはマッキンゼーに限ったことではなく、アメリカの文化そのもののような気がします。日本は何かとモノでお返しすることが多いですが、アメリカはとにかくスピーディーにThank You Cardを送るのが礼儀。
Hallmarkのような専門店はもちろん、ごく普通のスーパーでも豊富なデザインのThank You Cardが売られています。日常的に使うので、お得なパック売り(1パック10~20枚ぐらい)を買う人も多い。最近は電子的な方法に取って代わられているようですが、個人的にはとても好きなアメリカの文化です。非常に共感します。自分に時間や知恵をくれた相手に、感謝の気持ちを込めてフィードバックをきちんと返す、そうやってポジティブな循環を率先して回す人が多い組織や社会は、結果として強くなっていくのだと思います。