ルノー、全世界で1.5万人削減へ 仏国内で4500人＝労組
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1.5万人、全社18万人の8％。
日産、三菱と併せて、先日リーダー・フォロワー戦略が発表された（①）。それが決まったことでの対応だろうが、フランス内も結構多い印象（フランスの従業員数の10％弱）。
日産は世界で2万人削減の計画が報道されている（②）。グローバルの従業員数が2019年12月時点で約14万人なので報道を真とすれば約15％。販売目標は2022年度600万台→2023年度500万台とｰ17％。
販売台数では日産は約550万台、Reanutlは400万台弱。
①https://newspicks.com/news/4940230
②https://newspicks.com/news/4926760
③https://newspicks.com/news/4921994ほとんどが工場やそこに近い人員でしょうか。
日産も削減しますが、こういう時の受け皿になるタクシー業界が低迷しているので、今回のコロナ危機では路頭に迷う人が多そうです。
日本の社会で考えた時、ガテン系のキャリアはレールのような、あるいはロールモデルのようなものが必要だと思います。「誰が仕事をしても成果物が変わってはいけない」仕事が多いので、成果主義やNewsPicks的なキャリア論は馴染みません。一方で身体的な老いからのパフォーマンス低下から逃れられず、現場の管理者になれる人員も限られます。
AIとロボットで自動化と言いますが、現場を経験してみてください、そんなに簡単な話じゃありません。人の方が圧倒的に安く、大して何もできない専用設備はとてつもなく高いです。もっと高度かつ汎用できるロボットのレベルまでいかないと、設計変更やモデルチェンジに対応できないんじゃないか、と考えています。
ガテン系の人は必要ですし、私たちも彼ら彼女らに支えられています。そして、そこだからこそ輝ける人たちがいます。彼らを都合よく使い捨てにする社会はサステナブルではないです。こうした動きは、今後どんどん広がります。傷を浅くできるかどうかは経済活動を回すかどうかにかかっています。
経済対策は、経済活動が回ってこそ、効果を成します。
