ポストコロナ時代の真の「働き方改革」とは、どうすれば幸せに働けるかを自分で考えること [特別対談]幸福学は経営を変えるか(後編)
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注目のコメント
前野先生の幸せに関する書籍は読んでいます。
4つの因子の視点は面白かったです。
その上で、『幸せになるために◯◯をする』より『◯◯をした結果幸せを感じた』の方がしっくりきます。
幸せは感じるものだから、感じるアンテナを高くした方が良いかもしれません。
以前、誰かが話しているのを聞いた言葉ですが、『毎日たくさんの人がお亡くなりになっている社会で、朝目が覚めることができた。それだけで十分幸せなんですよ』とのこと。
幸せを模索するより、日々を大切にしながら自身の幸せ感度を高めた方が、長期的にみて幸せは継続する気がしました。"入山 私が社外取締役を務めるロート製薬で興味深い話があります。同社は、大企業の中では最初に副業を解禁した会社として知られています。同社の特徴は、社外での副業に限らず、社内の副業も認めていることです。例えば、本業が営業職だとして、副業として人事や企画、広報などの仕事をすることもできる。
そこで面白いのは、社員は「好きな副業をしていい」と言われると、自分が何をしたいかを本気で考えるのだそうです。社外副業はハードルが高いけど、社内副業は勝手もわかっているので取り組みやすい。やりたいことも見えやすいから、「自分が本当にやりたいことは何か」と考えるようになる、と。
私の考えでは、「働き方改革」はどうすれば楽しく幸せに働けるかを自分で考えることに尽きると思います。これまでの日本企業ではそれを社員に考えさせる機会が少なかったのですが、ロート製薬ではこうした取り組みで、社員に真の自立性を持たせようとしています。"以下、全くの共感。内発的動機付けにも通じる。浸透してほしい考え方…!
私の考えでは、「働き方改革」はどうすれば楽しく幸せに働けるかを自分で考えることに尽きると思います。これまでの日本企業ではそれを社員に考えさせる機会が少なかったのですが、ロート製薬ではこうした取り組みで、社員に真の自立性を持たせようとしています。