日本企業の経営者が低学歴ばかりになってしまった根本的理由 - 彼らにAI技術者を使いこなせるのか
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注目のコメント
タイトルは煽りすぎですが、新卒を一括で採用し、ローテーションさせながらジェネラリストとして育てていく(生え抜き以外は亜流、傍流)という日本的雇用システムを本気で見直すべきタイミングだと思います。
ジェネラリスト的な人材育成を重んじすぎた結果、日本の大企業には特定分野の専門家が少なすぎます。AI技術者などはその最たる例です。
「同じ釜の飯」で育った仲間は大切ですが、外部から登用した人材とあわせて如何にベストなチームを作るかを、経営者が率先して取り組まなければ、日本企業は世界から後れをとるばかりです。Diversityに伴う「居心地の悪さ」を乗り越えてこそ、組織は成長できるのだと思います。経営者が低学歴で何が悪い??
自分の祖父は高卒で経営者だ。
経営者が低学歴だから、何か問題が起こるかといえばそこに因果関係はない。
もちろん、経営者が高学歴だから成功するという因果もない。
つまり経営者が低学歴が多くても、何も問題ない。
経営共創基盤の代表冨山さんが、考えてることは以下の2つじゃないか。
1.専門性の高い外国人労働者が入ってきた日本企業はマネジメントできるのか。
2.そもそも、低学歴だから高学歴だからという考え方を辞めた方が良い。日本企業は特にそうだ。
傾向として、高学歴は大手に就職するのはあり、低学歴はベンチャーや中小企業に就職する。
それは、企業が一定の基準を設けているからだと思う。
これは少し問題かもしれない。
この基準が間違っているからだ。
一般に企業が考える高学歴とは、国語数学理科社会英語の数字で得点が高いと判断された集団である。低学歴はその逆だ。
さらに詰め込み式の丸暗記で形成されている。優秀な大学に合格することがゴールである。
これでは、同じマインド、同じ基準の集団しかいない企業になる。
だから、日本の高学歴は、企業に入って低学歴化する。
低学歴は低学歴、高学歴も低学歴。
なぜならば、学歴の基準がそもそも間違っているからだ。
日本企業は学歴という基準に固執してはいけない。入社後の10年間は下積みだとか、そういったステレオタイプの価値観が停滞を生み出しているのだと思いました。会社での教育で十分だから大学での学問としての学びは必要ない、というように聞こえてしまいます。
それがいざゼネラリストがいらないとなると初任給から差をつけだしたり、専門的資質のある学生を多めに採用しだしたりと、まるで予測できていた先を見据えていなかったかのような転換には驚きました。付け焼き刃のような対策ではなく、長期的な視点での採用を広げていってほしいですね。