農学部を新設する大学が増加、今どきの学生から人気を集める理由
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世の中、不確実性が高まれば食糧生産の価値が比較的高まるのは必然かと思います。
明治時代まで日本では米は物品貨幣として租税などで使われていたことから分かるように、銭の価値は増減しますが
水田であれば一反(1000平米)あたり7俵(420kg)ぐらいは取れるということで一家族が一年食っていけるだけの米を確保することができます。
生きていく上での絶対的な価値「食の調達」に関心が高まっているということは世の中不安定になり貨幣経済への信頼が低下している証拠ではないでしょうか。最近は"食"をキーワードに農業に参入する会社が増えたような気がしています。ちなみに弊社もその一社です。デジタルによる小売の変化、D2Cの流れや透明性が求められる時代。この社会変化は学生の興味関心にも影響ありそうですね。
追記をしておくと、農学部卒業の学生は食の要素分解に長けていたり、成分分析なんかも習ってたりするので、商品開発のメンバーにはもってこいです。ぜひ採用したいですね。笑実は農学部を卒業している西村公宏です。
農学部って、農業に関連する総合大学のようなもので、
研究範囲ってかなり広いんですよね。
農業・林業・水産業のような生物系から、バイオテックな化学系、
灌漑などの農業インフラを研究する物理系から、
果ては農業経営や農業政策などの経済系・政治系もあり、
私がいた大学は、農業史や農業原論という文学部的な研究室もありました。
なお、私が卒業したのは農史です。勉強の痕跡は脳みそにありませんが…。
私が学生の頃(20世紀末)も人気が出てきていましたが、
これはバイオサイエンスが流行っていたからです。
そして、理学部よりも入りやすいですからね。
今の時代を考えると、環境に関する意識の高まりや、
SDGsの影響で人気が出ているのかもしれませんね。
ただ、人気なんて移ろいでいくものなので、今人気があるからといって、
今後も人気があるとは言えないでしょう。
はやりすたりは色々とあります。