NYタイムズ、1面全面にコロナ死者名=「計り知れない喪失」
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コロナ禍の被害は数字でくくってしまいがちだが、その向こうには一人一人の人生があり、家族がある。社会経済的な格差が深刻な米国では、各地でアフリカ系の感染率や死亡率が有意に高い。この朝刊は、トランプ大統領が自身が所有するコースで2カ月半ぶりにゴルフに興じた翌日に発行されたもの。偶然とはいえ象徴的なタイミングだと思いました。もっともNYT嫌いの大統領がこの紙面を目にすることはないのでしょうが。
1枚の報道写真が世の中を変えるという言葉を耳にすることがありますが、犠牲者の名前を粛々と記すこともこれだけの数になると説得力を持つように感じます。
欧米では高級と言われる施設でもトイレは日本ほど清潔感がないことも珍しくありません。国民全体の衛生意識をどう高めるかが今後の押さえ込みにかかっているのではないでしょうか。元のNYTの記事へのコメントを転載します。
話題となっている今日のニューヨークタイムズの1面。コロナウイルスによる米国での死者が10万人に迫る中、そのうち1000人分の名前に人柄を一言添えて文字だけで掲載。
グラフ上の点や棒では「どういう人がどういう人生を歩んで来たのか、そして我々の国にとって(その死が)どういう意味を持つのかが伝わらない」とは担当エディターの言葉。
元記事:
https://www.nytimes.com/2020/05/23/reader-center/coronavirus-new-york-times-front-page.html?referringSource=articleShare