木村花さん悲報、米でも衝撃…番組盛り上げに一役買ったSNS書き込みが“凶器”に - スポニチ Sponichi Annex 芸能
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この件に関連して。
1998年に公開された『トゥルーマン・ショー』(The Truman Show)は、リアリティショーのある種のおぞましさを描き出した先駆的な作品。この時代にSNSはなかったが、見ているだけの視聴者そのものの中にも、他人の生活を「上から目線」で覗き見して楽しむ残酷な面が抜きがたくあることを示していました。
社会学的に言うと、「(自分が)見られることなく(相手を)見る」というのはとても権力的なふるまいで、特に素の生活と錯覚させられるリアリティショーではその感覚が強まる。「監視者」だからこそ、相手を矯正することは正義と感じてしまうし、誹謗中傷が悪いこととすら思ってない可能性が高いです。
より正確にいうと、誹謗中傷する側は①悪いと思ってない、ないしは②一時的に悪いが相手が改心するなどして最終的には良いことになるとさえ思っている。だからこそ、「相手のことを考えて誹謗中傷をやめよう」は無効で(相手に悪の自覚なし)、仕組みや制度を改良するアプローチを進めないといけないはずです。利便性は下がりますが、書き込む前に、「誹謗中傷の内容になっていないか」「なっていた場合このアカウントに関するすべての情報が自動的に警察等に提出されます」と注意喚起できるシステムが必要かもしれませんね。
映画館の映画泥棒や、レンタルDVDの本編再生前に流れる映像みたいに。
あとはもう、SNSは年齢制限と個人認証を必須にして徹底するか。
いたちごっこなんでしょうけど、人の命がかかっている以上、見過ごせないのでは?