【徹底分析】万人を味方につける、トヨタ社長の「コミュ力」
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豊田章男氏は、「わからないこと」を認められること、だから知ろうとするというところにポイントが有るのではないだろうか。ここに紹介されているすべてのエピソードに一貫しているのは、徹底した観察を行っているという点であり、そのためには、その準備として、自分が何がわかっていないのかに目を向けようとすることにあると思われる。
従って、それは本来の意味でのトヨタの「なぜ」を繰り返すということと合い通じるものであって、タイトルにあるような突然変異ではなく、トヨタイズムの正統な継承者という理解のほうが妥当であるように思う。
「万人を味方につけるコミュ力」というタイトルにも違和感がある。他者を知れば、敵味方の関係で相手を道具的に使う必要がないから、「結果として」対立をする相手(敵)ではなくなるということではないか。
その意味で、コミュ力ではなく日々、本来の意味での対話を重ねて自らを改めながら物事に当たっているという理解が妥当であると思われる。なぜ「上から目線」を徹底して嫌うのか。
初対面でイチローと意気投合した理由とは。
…経済ジャーナリストの片山修さんが、トヨタ自動車・豊田章男社長の「リーダーシップ」を読み解く本連載。第2回は、章男氏の「コミュ力」を深堀り。人の心を掴み、相手を味方につけるヒントが詰まった一編です!“むしろ、御曹司であったからこそ、章男氏は常に「生きづらさ」を抱えていました。
本人も「小さい頃から名前が負担だった」「豊田の名前ではなく、自分自身を見てほしいと思っていた」と語っています。
それはトヨタに入社してからもそうで、年上の上司から敬語を使われたり、同僚からおべっかを使われたり、お客様扱いを受けたりすることが多かったと言います。こうなると、御曹司として一目置かれるというより「イジメ」に近い。”