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衝撃…全病床の1.8%しかコロナで使わなかった日本には、ベッドが余っていた - 医療崩壊危機を招いた真犯人は誰だ

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  • 日本鋼管病院 呼吸器内科 呼吸器内科医 | 医学博士

    【コロナ受け入れ病院は戦々恐々】

    2月のダイヤモンドプリンセス(DP)号の騒動から公的機関の感染症指定病院として今の今まで新型コロナウイルス感染症症例を数多く受け入れてきています。コロナ受け入れ病院の立場から言わせて頂くと、中で働く医療従事者、事務、掃除のおばちゃんまで常に未知のウイルスが近くに居るということで戦々恐々としており、今現在も神経を張り巡らせて働いています。

    コロナ対応として日本の「全病床の1.8%」しか使われなかったのはたしかに「衝撃」ではありますが、それはベッド数の話です。そもそもこのSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)のような、症状が出るまで時間がかかる、重症化までも時間がかかる、無症状病原体保有者もそこそこ居るような狡猾なウイルスの蔓延を誰が予想していたでしょう。日本の感染症指定病院にあるような陰圧にできる個室(病原体が外に出ないような仕組みのある病床)や感染症病床(他の患者さんと隔絶できる構造)はほとんど日本にはありませんし、普段はあまり稼働していなかった病床です。今回のコロナ騒動で感染症病床が満床のような事態は異常事態です。その感染症病床をフル稼働し、何とか院内感染も最小限に抑えてきたのだと思っています。

    もう一つ考えなければいけないのは、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)を診るのは「ベッド」ではなく多くの「医療従事者」です。COVID-19症例が1例来院されると、多くの人員と多くの時間がかかりますし、それは疾患の重症度が上がればさらに医療者に負担がかかります。

    そのような条件の中、日本人のCOVID-19の人口当たりの死亡者数が欧米諸国に比べ圧倒的に少ないことは賞賛されるべきことと考えます。確かに日本の経済状況を振り返ると批判されてしかるべきかとも思いますが、医療者も非医療者も国も地方も可能な限りの対策をとったから、今があるのではと考えられないでしょうか。「ベッドが余っていた」くらいが良かったのだと現場では思っていますが如何でしょう。

    最後の森田先生の「新型コロナウイルスで医療について考えることが多い今こそ、日本の医療を根本的に考え直すいい機会にしてほしい」とのコメントに関してはわたくしも強く同意致します。今後の医療を考えるステキな記事ありがとうございます。


  • 医師・医療経済ジャーナリスト 南日本ヘルスリサーチラボ 代表

    拙記事がプレジデントオンラインに載っております。

    しかし、プレジデントのランキング上位は全部コロナ関連記事ではなくなっていますね。

    読者の興味も急速に収束しつつあるのでしょうか。


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