白紙と思われていた死海文書の断片、肉眼では見えない文章発見
CNN.co.jp
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注目のコメント
大きい写真がこちらにも。ハッキリと写っていますね。
非破壊分析の威力。
https://theconversation.com/amp/dead-sea-scrolls-how-we-accidentally-discovered-missing-text-in-manchester-138869
「マルチスペクトルカメラ」は道具の名前ですが、そういう、特定の波長の光だけで画像を得る手法を総称して「分光イメージング」等と呼びます。これもその技術ですね。
我々の目は飛び込んで来た光を全て同時に感じてしまいますが、マルチスペクトルカメラは、特定の波長だけを拾って画像化できます。肉眼では似ていても、僅かでも色味(波長)が違えば、その色だけを拾って結像できるので、こういった分析向きです。
錠剤の品質検査、血管の可視化などで、実際に使われている技術です。
https://www.mizuho-ir.co.jp/solution/research/telecom/system/supectrumimaging/02.html
特に書いてありませんが、この時代のインクは、スス(カーボン)を膠で溶いたものが多く、カーボンは羊皮紙やパピルスよりも近赤外線を良く吸収するので、赤〜近赤外線域で見ているのではないかなと思います。おそらく。