【新】トヨタ社長に学ぶ「強いリーダー」の条件
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オウンドメディア『トヨタイムズ』などで見せるオープンな人柄が印象的な、トヨタ自動車の豊田章男社長。今もっとも「顔が見える経営者」のひとりですが、その実像はトヨタ社内でも十分に理解されているとは言えない……と話すのは、豊田社長の評伝がベストセラーになっている、経済ジャーナリストの片山修さん。
VUCA時代→パンデミックという流れの中で、これまでにも増して「強いリーダー」が求められる中、豊田社長のリーダーシップの在り方が注目されるのは何故なのか。そのポイントをご解説いただきました。
豊田社長のユニークネスは「継承者のパワー」と「個人のパワー」が掛け合わされている点だと解説する片山さん。豊田家の中でも「突然変異」と言われるキャラクターがいかにして誕生したのか、興味の尽きないインタビューです。「現場に立つ」の現場は、会社組織の中では色々とある。
いわゆる生産現場という意味もあるが、それだけが現場ではない。経営者としての現場も当然現場である。
つまり、ここでいう現場とは、目の前で起きていることに対して、予断をなるべく挟まないようにして物事に向き合うことを心がけている、ということなのだろう。
事実、トヨタイムズでの労使交渉のYoutube公開( https://youtu.be/QAgf-4fADfM )など、極めて印象的だったが、あの方法や公開という事自体も、まさにその意味での現場主義の現れであると思う。
豊田章男氏は、日本の経営者としてかなり優れたリーダーシップを発揮されている方だとかねてより拝察している。できれば、豊田章男氏ご本人にも出ていただけると良いのだけれど、なかなか難しいのだろうか。あとで出てくるのかもしれませんが、「社長の仕事は決めることと、責任をとることだ」が機能するのは、アイリスオーヤマもそうですが、ほかの経営陣や現場が情報を共有できており「ready」だからこそだと思います。そうでない企業で「強いリーダー」を目指したものの「笛吹けど踊らず」になることは多いのではないでしょうか。