新型コロナ禍でインドのスタートアップ70%が3カ月以内に資金枯渇か
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注目のコメント
大変ミスリーディング。
スタートアップにはDay1 出来立てほやほやからレイトステージ、はたまた上場した「メガスタートアップ」まで定義が広い。本レポート実施者のNASSCOMとは業界団体で、その登録スタートアップの圧倒過半はVC調達前のプレシード、シードステージ。それが主たる理由だろう。無論それらのランウェイは平時から相対的に短いし、外部環境耐性がもろい。
現地VCコミュニティでもこれは即話題となり一様に「大げさだ、Non-VC Fundedだからだろう、使えない統計だ」等の意見が多く、弊社も含めたVC有志で統計に着手を始めた。
むろん安泰だ、などというつもりもないが、当社にもいくつか問い合わせが来ているくらいなので、統計を見てポーションを下げる外人投資家や弱気になるエンジェルやオープンイノベーションに慎重になる大企業が出る可能性も大いにあるだろう。エコシステム発展のためにはこの団体の意図と逆効果になる可能性も大いにある事を当事者は知るべきだろうし、そう弊社では提言している。インドの起業家は悪い時を経験せずにずっと上り調子だったから危機に対する備えが甘かったのだと思う。スタートアップに公的資金を入れるのは違和感がある。ダウンラウンドで経営陣と既存投資家はダイリューションを受け入れて、新しい投資を受ける。ここでリスクをとった投資家は状況が改善した時にリターンを得る。そういう話だと思うな
先日の記事にもありましたが、世の中のスタートアップのほとんどが通常からそれほど長い期間持つ資金を持っていません。
VCから出資を受けているところかどうか、などで、スクリーニングがかかっていればだいぶ異なる数字になります。ので、結果、投資家からするとこういう調査はだいぶ肌感覚と異なる感じに。