あるとき「マレーシアの性暴力問題」に目覚めた35歳広告マンの転機
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注目のコメント
大企業は人、お金、情報といった豊富なリソースを持っています。
やりたいことと仕事としてやらないといけないことが乖離した時に退職するやあきらめるという選択肢でなくて、仕事と繋げるという選択肢を実行したことが素晴らしいと思います。前職の会社を担当してくれていた頃から、表面的にわかりやすい努力根性と笑顔の裏にとても豊かな感性(自分自身にたいした感性がないのに人の評価をできるのかはさておき)の持ち主だなと思っていました。
日本本社ではないグループで海外に転籍するのは通常ではない中で、マレーシア法人に移籍した後も毎年新しい活動とアウトプットがあって、とても刺激になってます。
別の知り合いで、契約書の締結に合わせてその時の思いをアートにして、法的な拘束ではなく締結時の思いを想起する事で破られがちなASEANでの契約の実効性を上げようと模索する弁護士グループのファウンダーがいますが、それと通ずる物を感じる記事でした。
ロジカルなアウトプットでなくても、脳波を一定の法則のもとでアートに落とし込んだ物をいくつも眺めているうちに、そのアートの裏側の気持ちに少し移入できるようになるのではないかと思います。
言葉で表せるものなど一面的でその一面的な中でもさらに浅いものでしかなく、ビジネスという狭い決まり事の中では言葉の便利さに頼ってますが、人に本気で向き合うと言葉の不自由さや共感が自己満足であるような無力感を時々感じます。
我ながら訳のわからないコメントですが、要はこの取り組みを応援してます。レイプ被害者となってしまった経緯、その後の苦悩を勇気を振り絞って綴った日本人女性の書籍を読んだことがありますが、本当に何とも言えない気持ちになります。何年経ってもフラッシュバックが起こり、周りからの心ない言葉に何度も絶望感を感じながらも必死に生きている様子が綴られていました。
被害者は圧倒的に女性が多く、身体的な力、社会的な立場が弱い以上男性が動かないと何も変わりません。魂の殺人とも呼ばれるレイプ被害にあうとはどういうことか、まずは男性が理解することが必要です。それに合わせて加害者に対する厳罰化も望んでいます。