Spotify、複数人で音楽を楽しむ「グループセッション」正式発表
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「何か五感を使って一緒に共有すること」でつながりを感じたりする。
対面で場を共有したりしていればそれなりに何か/誰かとのつながりを感じられる。例えばオフィス。下のフロアから漂ってくる美味しいランチの香りにみんなで「美味しそうだね！」なんて感情を共有したり。
でもリモートワークになり人とリアルタイムで共有できるものが格段に減った。それよりも相手と自分が違う場所、時間感覚にいるということを日々無言のメッセージとして受け止めていく。
チャットシステムでメッセージを送っても相手がすぐ反応するかどうかはわからないしそれは求めるべきことじゃない。
ズームで会議をして映し出されるのは違う空間にいるメンバーの様子。
「リアルタイム」で何かを一緒に共有しているという感覚を持てるものが格段と減ってきた中、私たちは空間を超えて一緒に五感で共有するという体験を求めているのかもしれない。
同じ音楽を別の場所にいる人たち同士で聞く。
同じ映画を別の場所にいる人たち同士で一緒に見る。
積極的なようで受け身。ただ自分の感情をその場に一緒に委ね合う。そんな経験が恋しくて仕方ない在宅勤務の日々。「画面共有」が最初だと思いますが、リモートでは同じ体験をしていることが求められるのだと思います。
その後、NetflixやYouTubeでも同様のサービスが見られるようになりました。おそらく技術が発達したら、数値化された臭いや味が共有できる日がくるでしょう。
