【特集】withコロナの時代「これからのオフィス空間は『作業する場』から『コミュニケーションする場』へ」〜森浩生(森ビル副社長)
コメント
注目のコメント
Q1)Withコロナ時代にオフィスのあり方はどう変わるか?
→テレワークが進み、オフィスの数は減るだろうが不要になることはない。大事なことはオフィスのあり方が「作業する場」から「コミュニケーションの場」に機能の意味で変わっていく。それに基づたオフィスの設計が必要になる。
Q2)Withコロナ時代に街や商業のあり方はどう変わるか?
→街のあり方そのものが変わっていく。今までは賑わいのある場所を作ってきたが、フィジカルディスタンスが全面的になってくると、街の根本のあり方を考えるタイミングだと感じている。商業も同様で、すでにEコマースへのシフトがさらに加速し、リアルショップのあり方を考える必要がある。
Q3)Withコロナ時代に文化・芸術が果たすべき役割とは?
→都市において、文化的機能は極めて必要。今後は美術館などはフィジカルディスタンスにより、新しい経営モデルを考える必要がある。一方で、実物がそこにあるというリアルの価値を高めることが差別化になっていく。禅と同様に、美というのは普遍的。美を享受して、自分の感性を磨くということが、精神や心の受容に繋がる。