米景気回復、来年末までかかる可能性─FRB議長=CBS
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新型コロナウイルスによる悪影響が四半期のみならず少なくとも2021年5月まで継続するという見込みは、このパウエル議長の発言によって裏付けられることになった。
これは、過去の金融危機からの経済回復だけでなく、世界大戦やテロリストによる攻撃後に生じたような社会的な回復が必要になるということだ。
こうしたリアリティーへの準備とそれを経済予測に組み入れることは、米国、そして日本を含む世界各国でのニューノーマルになっている。実際の発言は「時間がかかるかも知れない。来年末までかかることだってあり得る。本当に分からない。それより早いことを望んでいるけど、誰も分からない。」
なので、「最悪は来年末までかかることもあり得るだろう」というニュアンス。実際はもっと早いかも知れない。
またこの発言の前に、"So for the economy to fully recover, people will have to be fully confident. And that may have to await the arrival of a vaccine. "と言っているので「コロナ前の水準に」回復するにはワクチンが出るまでかかるかも知れない、というニュアンス。
原文: It may take a while. It may take a period of time. It could stretch through the end of next year. We really don't know. We hope that it will be shorter than that, but no one really knows.
全文: https://www.cbsnews.com/news/full-transcript-fed-chair-jerome-powell-60-minutes-interview-economic-recovery-from-coronavirus-pandemic/