【第二の人生】キャリアは「一本の線」で繋がっている
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スポーツに関わらず、「何らかで結果を出した自分」という過去の栄光と決別することが、新たな道を切り拓く第一歩かもしれません。
「自分はこんなところにいるはずではない」と思うよりも、受け入れてなぜそうなったのかを考えること、良くも悪くも過去から学び未来を作ることか大切だと改めて感じました。
一般化すると簡単に見えますが実行するのはとても難しいことであり、勇気づけられました。
注目のコメント
日本でも引退後の選手のことを取り上げるようになってきました。
20年前に競技引退の概念モデルをもとに競技引退支援について伝え始めた頃は「引退後の人生のことなど選手に考えさせないでくれ」という競技団体がプロアマ含めほとんどでした。
Dual career の考え方によるキャリア構築は、EUが欧州の国々に向けて始めた指針がきっかけで多くの事例があります。
日本でいう「second career」は仕事を見つけるという意味のことだけを指すことが多いですが、選手の場合は仕事を見つけることだけで「セカンドキャリア問題」が解決するわけではありません。
あえてデュアルを考えずに引退まで競技にのみ集中した選手への支援には身体的、心理的、社会的、就業的、経済的の各側面からの支援が必要と言われています。
様々な既存の理論と合わせながら、この記事のような素晴らしい事例が日本でこれからもどんどん出ていくといいなと思います。セカンドキャリアで履歴書を提出した際、「阪神タイガース」の選手だったことを隠したという奥村武博さん。昨今スポーツ界では「デュアルキャリア」の大切さが説かれていますが、その理由は「今、役に立つ」から。現役中に盲目的に取り組むか、意識的に行うかで人の成長度は大きく異なる。この点が浸透すると、スポーツの価値は劇的に高まると思います。
『引退後のセカンドキャリアで必要だから、こういうことをしよう』という言い方だと、『別に今やらなくてもいいよね』という捉え方をされることもある。だから、『いかに今、役立つか』というところから入っていくのがいいと思っています」。
これを大学でやりたいな、と思っています。