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コロナと食料と政治

日本経済新聞
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    PwCコンサルティング合同会社/(株)スマートアグリ・リレーションズ(バイオマスレジングループ) Director/Executive advisor

    種苗の9割は輸入、飼料の75%は輸入、肥料の大半は輸入依存(リン鉱石・塩化カリは全量輸入)です。
    エネルギーまで含めて考えると、日本の食糧自給率が37%ではなく、生産資材も含めると実際は1%未満となります。
    FAO、WHO、WTOの3機関のトップが4/1に世界的な食料不足が発生する恐れがあると警告されており、種苗・肥料・飼料・エネルギーを輸入に依存している日本は、種苗、農薬、肥料までを含めた食料サプライチェーン全体で食料自給率を再考する必要があります。

    >これらは日本が農産物を大量に輸入している国ではない。


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    東京大学 公共政策大学院教授

    食料の話をするとき、どうしていつも生産と消費の話ばかりで流通の問題が語られないのか、疑問に思う。棚から一時的に無くなるのは流通の問題。消費者目線での政策というなら、流通の調整が大事。


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