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一方でコロナ収束後に9月入学に移行する選択肢は検討価値があると思います。その際の参考になるデータが様々に出されることは、移行時に必要となる措置を考える上で有用です。ただし、留学など学生の国際化を考える上で、本当に9月入学で問題が解決するのかは極めて疑問です。教育のグローバル化が遅れていることが問題ならば、解決策は他にあると思いますが。
いずれにせよ、今移行するにしても、コロナ収束後移行するにしても、莫大な移行コストがかかります。緊急時で手一杯の現場に追加負担を強いる今の方が移行しやすいとは到底思えません。
こちらの藤原先生の記事も合わせてお読みになることをオススメします。
https://newspicks.com/news/4910056
新しいことをする際には、必ずと言って良い程反対意見が出る。これは批判すべきことではなく、中には本質的な意見もある。より良い結論を出すためには必要なこと。今は材料を出す時期だと認識しています。
いろいろ言われますが、やろうと思えばできます。
しかし、何故9月入試にする必要があるのかをもっと話してほしいです。
今のままだと「外国が9月入試なので日本も合わせたほうが良い」ぐらいにしか聞こえません。
もちろん新型コロナウイルスの影響で子供の教育が遅れているので、その為と言うのもあるのでしょう。しかし、もっと大きなやる意義が必要です。
政府には「やれる、やれない」「いくらかかる」「こんな弊害がある」と言うより、何故やるのかをはっきりと国民に話してもらいたいと思います。
その意義に感銘したら心の底から応援します。
国際社会から一年遅れの9月入学に変更するのでは意味をなしません。
国際基準の年齢での9月入学に変更すると、記事にあるような教員数不足、学童不足、それと、入試の人気校倍率増加、などの困難が一学年分ありそうですが、乗り超えてでもやる意義は、大いにあると思います。
海外のより良い学校を受験しやすくなるだけではなく、日本の古い考えに囚われた学校も、海外の進んだ教育校、という競合を持てば変化を迫られて変わると思います。
そうでもしないと日本の子どもは世界に置いていかれて不幸です。
いずれにせよ、経済的、社会的、政治的コストがかかる壮大な話を、コロナ禍で疲弊した子育て世代に、簡単にぶつけないで欲しいということに尽きます。推進派の少なくない論者が、慎重派を抵抗勢力という言葉で片付けようとしていますが、そのスタンスこそ、まさに変えることに意味があると考える、手段が目的化している典型です。だからこそ、このタイミングに拘る。
なお9月入学にしないと日本の子供が国際社会から取り残されるという意見も散見されますが、本質的に、入学の時期をズラしてどうにかなる問題ではないはずです。
その「国際人」とやらが子供たちにとって魅力的である必要があるし、事実、今の子供たちにそうした「国際人」が魅力的でないことに、そもそもの問題があるような気がしますが。
国際舞台で活躍したい子供たちを引き上げる教育システムを構築することの方が大切ではないでしょうか。ローカルで生きたい子供たちもいますので、底上げ的な発想は無意味です。
何を1番の価値基準に起き、その価値を満たすために生じる犠牲があれば、その犠牲と得られる価値の相対バランスで最終ジャッジするしかない。
その意味で、9月への入学移行は一見合理的に感じていましたが、あらゆるリスクシミュレーションがなされているのは素晴らしいこと。
個人的にはオンライン教育機会の充実や反転授業などの学びのあり方を再定義することの方が本質的に重要なイシューではと思っています。
教育への投資は国としてのROIが極めて高い。雇用という観点でも少なくない規模。医療・介護も重要だが、未来にとっては教育が最重要。不足をしているのだから、そこの雇用を増やせるように予算配分をする。教員免許を持っているが今教えていない方も一定いるだろうし、短期的にはそこで対応し、長期的にはもっと教員や分業を増やす。
あと、個人的には自由市場でよいと思い、4月・9月、特に高校以上は自由に選べばいいと思う。大学は9月入学もあるし、自分自身は帰国子女で各国のカリキュラムのはざまでやっていないこともあるが人生どうにかなっている。逆に遅れた部分と義務教育という観点で、中学卒業までのサポートは学校や公的な補習校的なところでサポートをする。
学生・親、それぞれ自由意志で自分の進捗で4月のまま、早くいく9月、遅くいく4月、遅くいく9月、それも選べばいいと思う。浪人とかもあるわけだし。どういった生徒を対象にしたカリキュラムを作っていくかも各校の自由意志だし経営の一環(特に私立)。
今回のコロナで拙速に始めることには反対だが、数値や必要な課題・タスクが出てきてそれに対して何年でやっていくという形で進めることには賛成。プロジェクトはゴールとそれに必要なことを洗い出すことから始まる。
今は40人が一クラスの目安とされているらしいけど、実際は平均で30人くらいと聞き及びます。1.5倍しても45人に過ぎません。団塊の世代は50人を超えるクラスで学んでいましたが、激しい競争に晒されていた当時の小中学生の学力は、世界の国々との相対で今よりずっと高かったはず。
予想はしていたけれど、これから“出来ない理由”が反対論に呼応していろいろ出て来るに違いない。できるか出来ないかは本気でやる気があるかどうか次第です。来年に向けて検討、となったいま、様々な利害関係者の反対の声に押されて政治的に決断できず、延々と議論が続いて行くような気がします。予想が外れれば良いけれど、それが今の日本の姿じゃないのかな (^^;