急激に深刻化…コロナショック「ローン破綻危機」のウラにある事情
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銀行に対して、貸さなかったら「貸し渋り」、貸したら「無責任」、銀行がリストラを進めたら「顧客にもっと寄り添う必要がある」という、何をやっても批判的な論調が多いと思います。
銀行は政府機関ではないので、利益を追求する組織なのは当たり前です。ましてやコロナにより経済活動が完全にとまることは数ヶ月であっても予想不可能です。業種によっては転職も難しい世の中です。こんな世の中になるとは誰が想像できたでしょうか?
コロナという不可抗力によるローン破綻危機が銀行員の無責任によるものとは論理の飛躍があります。
因みに借り手にはまったく責任はないのでしょうか?貸し手側の説明責任はもちろんありますが、終身雇用が崩壊したと言われる現代において超長期のローンを自分の支払い可能上限で組むということが、どれだけのリスクを抱えることになるのかを真剣に考える必要があると思います。
親の世代が30前後で35年ローンを組んだ時と今では35年後のリスクの度合いが全く違います。新型コロナがなくとも、自分が働いてる職種が無くなるリスクは誰にでもあるわけです。
記事の主旨からはズレますが、これからの時代は、環境変化に対応するために、できる限り身軽でいる事も重要なのでは無いでしょうか。「金融機関の無責任な姿勢が露呈した」と副題にありますが、責任ある大人の顧客が希望して制度があれば紹介するのが金融機関の役割ですし、貸して良いかどうかを最終的に判断すべきは預金者なり投資家なり政府なりから大事なお金を募って融資に回す機関です。「ほとんどチェック機能がなく、審査書類さえ揃っていれば、ほぼフリーパス状態で審査をクリア」させるような“公的金融機関”を作って放置して来たところが一番無責任であるように思います。
嫌われ者の民間金融機関を責めるのは心地よいですが、責任がないとは言わないまでも、本件に関する限り、審査書類に嘘がないなら責任の転嫁先が違うんじゃないのかな (・・?