PCR検査、抗原検査、抗体検査。その違いとは?【医師が回答】
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注目のコメント
「抗原検査」の承認を受け、改めてPCR検査、抗原検査、抗体検査の3種類の検査の違いや使い分けについてまとめました。
あまり細かく知る必要は必ずしもないかもしりませんが、各報道を見るときのご参考になれば、と思います。
ポイントは、「今後はなんでもPCRではない」ということです。検査は適材適所、これはコロナウイルスのことに限らず、どんな病気でも同じです。
外来に入ってくるや否や、「CTをやってくれ」と特定の検査を注文してくるような方もいらっしゃいますが、医療はそんなに単純なものではありません。行うにあたっては、検査前事前確率、検査の有用性、有害性、医療経済をふまえた判断が必要なのです。数か月前には考えられないほど、ウイルスと検査について、みな詳しくなっているのではないでしょうか。
集団的にリテラシーを獲得していっている実感はあるものの、検査についての誤解がまだまだ多いことも事実。
私はこの記事を読んで、特に「検査結果」と「医師による診断」の間にある大きな差について、考えさせられました。
使命感をもって、NewsPicksのコメント欄にコメントを書きこむ医師のみなさんに感謝しかありません。
どうぞご無理なさいませんように。
ご自愛ください。本当にいつも勉強になります!私も今回の件でかなりウイルスや検査について勉強しましたw
でも大事なのは「それでもまだ自分は素人」であることだと思います。専門家の方こうしてさわりの部分を紹介していただいたものを見て理解したつもりになり、「検査を増やせ」とか「なんで検査してくれへんねん」ということで大騒ぎするのはとても危険かな、と。もちろん意見として言うのは構わないのですが、あくまでも素人の個人的な意見として発信してほしいですね。