インタビュー:マイナス金利の大きな副作用、世界のコンセンサス=白井氏
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注目のコメント
ECBは13日にマイナス金利に関するペーパーを出しております。下記のnoteにポイントをまとめさせて頂きました。副作用の存在は認めつつも、総じて「問題なし」という結論でしたので、本記事のヘッドラインとは異なります。
マイナス金利を擁護するECB~論文を発表~
https://comemo.nikkei.com/n/n846443873834これは個人の感想(思い込み)に過ぎないだろう。「「マイナス金利は副作用が大きいというのは世界のコンセンサスだ」と指摘」
唐鎌さんのコメントにあるようにヨーロッパでは評価されている。
「「バーナンキ元FRB議長は、マイナス金利もプラスの金利の世界も同じだと考え、マイナス金利を深掘りしても利ザヤは取れると主張しているが、現実はそうではない。預金金利はマイナスにできない現実がある」」
いわゆるリバーサルレートの原因でもあるが、緩和することは可能である。
「白井氏は「銀行に本当に中小企業向け貸出を促したいのであれば、日銀が銀行に貸し出す金利に補助金を付けるべきだ」と述べ、金融機関へのマイナス金利貸付に踏み切るべきだとの考えを示した。
実はこれがマイナス金利政策そのものである。つまり銀行間市場(コール市場)で中央銀行はマイナス金利貸出しをする。もちろん準備預金不利をマイナスにする必要があるが、それはマイナス金利政策実施以降の増分だけでよく、それ以前の準備預金はマイナス金利でなくてもよい。実際、日銀はやっている。
コロナ禍では、経済活動を抑制しなければならないので、通常の不況と同じように考えるべきではない。