IOC五輪延期で860億円拠出 バッハ会長、会見で表明
コメント
注目のコメント
そもそもの五輪の収益構造と比較して、今回の860億円というのが妥当か否かは検証の必要があると思います。この交渉は非常に重要です。世界的な感染流行によって延期となったわけですから、開催国としての負担ばかりが増えるのは疑問です。
一方で開催国としては、更なるコスト効率化を目指すことはもちろんですが、それでも間に合わない費用については、新たなマーケティング開発を行い、新たなスポンサーの受け入れをするなど、まずは税金以外の収入方法を講じるべきだと思います。延期にかかる費用が数千億円といわれる中で860億円か・・・IOCの年間収益は約2350億円(2018年時点)とのこと。彼らにとっても夏季五輪は最大の収益源であり、今後4年間の活動の源泉になるもの、東京五輪から得る想定の巨額の収益を考えればもう少し出しても良いような気もするが・・
戦後最悪の経済危機ともいわれる中で、果たして日本は追加で数千億円を費やすのかどうか。もちろんこれまで既に投入してきた費用とこのために人生をかけてきたスタッフやアスリートがいるのも事実。難しすぎる判断だ・・・延長費用は6000億円を超えるとみられているようですが…
『独統計調査会社スタティスタは東京2020大会延期に伴う追加費用を約6400億円と試算した。スポーツ団体の準備費用3900億円、競技施設の維持・管理費225億円、広告費等100億円だ。同社の試算は、観光や建設工事などの期待された経済効果約2180億円も含んでおり、これを除く実費ベースでは約4200億円となる。』
(文春オンライン)