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スマートスピーカーの利用者が満足している機能は? Amazonが調査

» 2020年05月14日 19時08分 公開
[ITmedia]

 スマートスピーカーの利用者が、同製品の中で満足している機能は何か? アマゾンジャパンはこのほど、スマートスピーカーと音声アシスタントに関する調査の結果を発表した。同製品の利用者は、音楽視聴や外出先からの家電操作、アラームやタイマーのセット機能などに満足感を得ているという。

 同調査は日本全国の20〜60代の男女1500人を対象に、3月6〜7日にネットで実施。そのうち500人はスマートスピーカーの利用者だ。

 調査によると、スマートスピーカーの利用者が「利用前に使いたかった機能」で多かったのは、「音楽を聴く」(74%)、「天気予報を聞く」(72%)、「ニュースを聞く」(61%)だったが、実際に利用後に満足した機能では「音楽を聴く」(78%)の他に、「スマホと接続して外出先から家に連絡を入れたり、家電を操作したりする」(76%)、「アラームやタイマーのセット」(75%)が上位だったという。他にも「音声でエアコンやロボット掃除機、照明機器などの家電を操作する」(利用前の期待は40%で、利用後の満足度は71%)のように、日々の情報収集よりも、日常的に使う家電操作などの需要が高いことが分かった。

 スマートスピーカーを利用して良かったことについては、75%が「家事や育児をしながら天気予報を確認するなど『ながら作業』ができるようになった」と回答。30〜40代女性を中心に、家事や育児を効率化する面が支持されているという。一方で、20代の利用者の60%が「スマートスピーカーにより家族や大切な人との会話のきっかけが増えた」と答え、小学生以下の子どもがいる家庭でも55%が同様の回答をした。アマゾンジャパンは、スマートスピーカーをきっかけに家族の会話が生まれていることが伺えるとしている。

 スマートスピーカーの利用者を性別で見ると、男性が64%、女性が36%と男性比率が高かった。利用者のうち48%が子どものいる家庭で、利用者の68%が何らかの仕事に従事しているいう。年代別で見ると、「40代」(24%)、「30代」(21%)、「20代」「60代以上」(いずれも19%)の順に多かった。

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