国内スタートアップ想定時価総額ランキング最新版(2020年5月)
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注目のコメント
未上場スタートアップの時価総額ランキング。参考になります。
表を見る上での重要な留意点:
・現在多くのスタートアップは「種類株式」で資金調達を行っています。種類株式は、普通株式にない様々なプロテクションが与えられたデリバティブ付きの株式であるため、デリバティブの分だけ価値(株価)は高く算出されます。この高く算出された株価をベースに時価総額が集計されています。
・スタートアップの時価総額は、(おそらく)資金調達タイミングでの新株の発効価格をベースに計算されています。資金調達後の事業の推移により、実際の価値は上がったり下がったりしているはずです。この価値の増減が表には反映されていません(←証券取引所という競争市場で常に株価が更新されている上場会社株式との決定的な違いです)。スタートアップは資金調達の瞬間の株価は参考になりますが、それから数年経つとその価格は参考にならない。コロナショックでずいぶん景色が変わってしまいました。果たしてどれほどの企業がその価値を上げているのか。
2020年5月の想定時価総額ランキングでは、5月3日に総額約2500万ドルの資金調達を実施した、フィンテックのGVEが10位に新規ランクイン。GVEは、英オックスフォード大学医学部小児科の特別戦略アドバイザーや、ミャンマー建国ファンドの最高経営責任者である房広治氏が代表を務める。同社は、中央銀行が発行するデジタル通貨の基盤となる安全性の高い技術”EXC”を使ったキャッシュレス決済のシステムの開発に特化した事業を展開する企業となっている。