技術をひたすらやるだけではビジネスにならない 大学院生が身につけるべき思考法
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注目のコメント
様々な考え方や学習やキャリアパスがあって良いと思っていますし、記事の中では多様性に富んだ方々がそれぞれのたちがで話をされていて参考になります。
が、「技術をひたすらやるだけではビジネスにならない」はタイトルを短くしなくてはいけないためとは言え、間違ったメッセージを伝えている可能性があります。大学で教えていることは、表層的な技術に関する知識ではなく、その根底に流れる考え方です。
私は常々自分の講義で下記のようなことを言っています。
「この講義は深層学習に関する内容は少なめです。それでがっかりする人は多いと思います。けど、深層学習も所詮技術の1つであり、そのうち絶対に他の技術に取ってかわられます。そんなことないと思うかもしれないけど、それは歴史が証明している。さらに言えば、就職したとき自分のやりたい仕事をできるとは限らない。なので、この講義で教えることはDNNの使い方「だけ」ではなく、それも教えるけれども、その根底に流れる考え方や汎用性のある概念です。」と。
記事中ではこんなご発言があります。
「そういう大学での経験が仕事にもそのまま活きていると思います。問題の解決方法がたくさんあったり、あるいはゴール自体が見えてなかったりするケースにおいて、研究活動を通して経験した自分なりに問題を構造化して道筋をつける習慣は、すごく活きているなと感じます。」