【未来市場】10年後の飲食業をつくる「主人公」たち
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そば、うどん、寿司、うなぎ。
江戸中期から出前や移動店舗は庶民の胃袋を満たしていたようです。
現代デリバリーは1985年にドミノ・ピザがオープンし、カレーや寿司・釜めしなど様々なデリバリー業態の会社が誕生しました。
ただ毎日というより、特別な日のデリバリーというイメージでした。
そこへバブル世代やバブルなごり世代の外食至上主義から一線を画す新世代(ミレニアルズ世代、ジェネレーションZ世代)がUbereatsなどの普及によりデリバリー専門店だけでなく、外食専門店などの宅配が都市部を中心に徐々に浸透していきました。
さらに新コロナによる緊急事態宣言により疲弊していた外食店舗支援として、都市部や新世代以外にも外食専門店のデリバリーが普及の兆しを見せています。
ただ自粛の影響で外食経営の厳しさは今まで以上に露呈しました。
そんな飲食業界にとってクラウドキッチンはローリスクな起業方法として非常に魅力的です。
今までも移動式店舗から始めて、成功してから店舗を持つという流れがありますが、同様にクラウドキッチンを活用し低予算で開業し、成功したら店舗を持つという事も出来ます。またリスク排除や利益率確保の観点からデリバリーを強化するという事も可能です。
ローリスクで始められて多様な業態を選択出来る、スタートアップとしてのクラウドキッチン。
ゲリラ豪雨が降りそうだった暗闇の飲食業界に明るい兆しが差し込んできたのかもしれません。
10年後の飲食業をつくる「主人公」はあなたかもしれません。
いや、やっぱりゲリラ豪雨のくだりはいらなかったようです。
注目のコメント
今日から3日間、新型コロナが変える産業をイラスト図解とデータでお伝えします。
まさに「クラウドキッチン」は今後の外食産業を大きく変えるキーワードです。クラウドキッチンを支えるデリバリー分野でもシェアを巡って競争が激化しています。
アメリカで業界一位DoorDash、二位Grubhub、三位UberEatsと続きますが、昨日UberEatsがGrubhubに買収提案をしたというニュースが報じられました。
外食産業、デリバリー産業が大きく変わろうとしています。イラスト図解とデータで、未来市場を理解することができるシリーズ。その第1回目は、いま急成長しているフードデリバリー専用の、キッチンスペースを提供する「クラウドキッチン市場」を読み解きます。現在はアプリで注文するフードデリバリー全体の1%以下ですが、これが10年後には、大きな割合を占める未来が描かれています。
もともと中国を筆頭に、ミレニアルズ世代、ジェネレーションZ世代がこのフードデリバリーを牽引していたところ、COVID19によって、強制的にあらゆる世代のユーザーと、あらゆる飲食店が対応を始めたフードデリバリー。いままでの店舗経営ではとても経営がなりたたないレストランも、このクラウドキッチン(ゴーストキッチン)の運用コストならば、生き残るかもしれないという点も指摘されています。
SPEEDAとNewsPIcksのコラボレーション企画、ぜひご一読ください。初期投資と固定費を抑えられる分、コストに占める変動比率が高いので売上が伸びても利益率が改善しない。またプラットフォームだと余程の商品力がない限り、利用者が店舗を覚えてない(Uberで買ったと思ってる)事で2回目リピート率が高まらない。この辺りも見た上で事業展開させていく必要はあります。