楽天、20年1―3月期は353億の赤字 携帯事業の先行投資などで
コメント
注目のコメント
楽天の第一四半期。Non GAAP営業利益は昨年の1180億円の黒字から今年は▲181億円の赤字に。ただ昨年は(確か)リフトの上場による利益があったことから、投資損益を除いたベースの損益を見ると53億円の利益から▲147億円の赤字に悪化しています。
この赤字化の最大の要因はモバイルの赤字化(前年同期比▲251億円)。フィンテック+25億円増益と合わせて想定線かと。
悩ましいのは国内EC。流通総額は+9.8%増、収益は+15%増収ながら▲17億円の減益に。バーチャルなトラベルなどの売り上げがコロナの悪影響を受けた一方で、リアルな物販は物流コスト増が利益を圧迫しているようで、個人的には物足りない印象。
当座はモバイルは費用先行は必至でしょうから、広告を順調に伸ばし、物販の流通総額増加という追い風(4月には+57%増)を着実に利益に結びつけ、もう少しラクな感じの決算になってほしいです。。決算説明資料の4ページ目にある「楽天グループにおける新型コロナウイルスの影響(4月)」の表が分かりやすかった。部門別の好不調が一覧出来る。
koboのユーザー数と購入数の増加は、この状況だと納得のいく結果。
楽天ペイアプリに楽天edy機能を実装した結果も掲載されていた。
新規利用者数が85%増。楽天ポイントのチャージも簡単になって、確かに使いやすくなってる。
楽天モバイルに関して、新規加入者が楽天モバイル以外のサービスを使う割合が少ない。
1年後に向けて、楽天のサービス利用で通信量が無料になる施策も考えているよう。今でも楽天ポイントを通信料金に充当可能。そのような仕組みではなく、もっと直接の割引になる仕組みになるのでしょうか。気になる。
楽天に限らずたけど、オンライン配信になった事で、記者からの質問がリアルタイムではなく、事前受付となる発表が多々ある様です。企業側に質問を取捨選択される可能性が高くなる。もっと上手く、双方向でやり取りしやすい仕組みに出来ないのかな。