検察定年延長「議事録」なし 解釈変更打ち合わせ 法務省「決裁は口頭、文書なし」
毎日新聞
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改正法案とは別に、この件は行政府内だけで法律の解釈変更を行い、しかもその決裁文書が残っていないという点で重大な瑕疵があるといえます。
法務省が1月に人事院や内閣法制局と法解釈を確認している文書でも、解釈変更への言及がなく、山尾議員の質問によって解釈変更が導き出されたわけですが、実際解釈変更になるという理解がそもそもなかった可能性すら感じます。結局のところハッシュタグ「#検察庁法改正に抗議します」はこれの残響みたいなものだが、本気で「なぜ急にこれが話題に?」ってなってる人が多かったのに驚いた(中には空とぼけているだけの人も一定いるだろうが)。
検察官定年延長は立法事実から無理筋であることは人事院さえが国会答弁でそのように発言をし、以後なぜか再び国会答弁で発言を修正するに至ったことも記憶に新しい。茂木外務大臣が人事院担当者に向け「帰れ帰れ!」と罵声を浴びせたのは国会中継映像にも残っているが、この閣議決定までに到った現内閣のパワハラ構造がはっきりする一幕といえ、それを敷衍する法改正というのは道理のみならず人道にも反すると受け止めている。ということで改めて#検察庁法改正案に抗議します。
以下は衆議院インターネット中継の2/19予算委員会全録だが、この5:54部分で山尾志桜里議員がこの閣議決定に至る経緯をおさらいしているので、どのような無理筋が行われてきたものかを端的に見たい方は前後やり取り含めて一見をおすすめする。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&media_type=&deli_id=49801&time=18533.1