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尖閣めぐる中国発言に菅氏「全く受け入れることはできない」

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  • 元HSBC証券会社社長/ 京都橘大学客員教授/ 実業家 

    世界中が新型コロナウイルスの封じ込めに集中し目線がコロナに釘付けの中、
    (1) 中国は4/18に南シナ海各諸島を管轄する自治体として海南省三沙市に西沙区と南沙区を設立しました。その地域の地下には水産資源、石油、天然ガスなどのエネルギー資源が豊富に存在していますが、領有権問題もありほとんどが未開発なので中国からすれば宝の山なのです。そして中国は海底地形の80箇所を命名することで日本近海で命名活動を活発化させている命名競争で先んじようとしているのです。地政学的に大陸国家である中国は歴史上前例のない海洋国家をも目指しています。つまり中国は三沙市近辺の領海という海洋戦略の要衝で、軍事的活動の強化と並行し、命名に向けた強引な海洋調査を加速させているのです。

    (2) 中国の日本領海侵犯はこの時期に多発してます。
    2/5 沖縄・尖閣諸島の南小島沖で中国海警局所属の公船「海警」4隻が領海に侵入。
    3/18ミサイル駆逐艦など4隻が宮古海峡を通過。
    4/8 中国海警局の「海警」4隻が約1時間40分にわたり、日本の領海に侵入し航行。
    4/11 中国海軍の空母「遼寧」やミサイル駆逐艦など6隻の艦隊は宮古海峡を通り、西太平洋に進出。
    4/17 沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船4隻がおよそ2時間にわたって日本の領海に侵入。
    4/28 再び宮古海峡を通って東シナ海に戻る。この海域を中国空母が往復するのは初。
    5/9 尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に侵入。

    などなど継続的に中国の領海侵犯が発生してます。

    (3) 中国の領空侵犯も中国爆撃機が宮古海峡上空を通過するなど日本周辺で領空侵犯の恐れがある飛行がコロナ渦に繰り返して行われています。因みに、昨年4-12月の航空自衛隊によるスクランブル発進の回数が742回で、国別で見ると、中国機向けが523回のトップで発進回数の約70%が中国機向けでした。

    以上ご説明した中国の一連の行動が何を意味するのでしょうか?
    1つは中国は新型コロナウイルスの感染対策に各国が追われているうちに、それに乗じて南シナ海の実効支配を強めようと動いているという事です。

    もう1つは日本が新型コロナウイルス感染渦という危機の際に、日本が緊急事態対応中でもどれだけ国家防衛力の行使ができる国なのかを中国に試されているという事なのです。


  • 笹川平和財団 上席研究員

    日本側としては、もちろん、中国公船の行動を許容することはできません。
    しかし、中国側も本気で怒っているようです。中国は、ここしばらく、尖閣諸島周辺海域での行動を抑制してきたと認識しています。日本との関係を改善したいと考えているからです。と言っても、尖閣諸島領海に公船が入る回数を少し減らす程度のことです。
    一方で中国は、日本も行動を抑制してくれていると認識していました。日本の漁船が尖閣諸島の領海に入っていなかったからです。それなのに、日本漁船が尖閣諸島領海内に入ったことに対して、日本側が裏切ったと感じているようです。
    これは、あくまで中国側の認識です。しかし、一度できてしまった認識を変えようとすれば、あるいはできてしまった状況を変えようとすれば、より強い衝突を生むことになります。小さな衝突も避ける事なかれ主義に陥ると、将来、より大きな衝突に巻き込まれるか、最後まで相手の言いなりになるか、のどちらかになってしまいかねません。


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