米政府が先進的半導体工場の国内建設に向けインテルやTSMCと協議か
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これは前からある話しで協議は続いている。
台湾TSMCを巡っては米中の間の綱引きの構図。
軍事用途向けにも使う最先端の半導体工場だけに、クリーンルームなど、メリットの与え方に腐心しているようだ。
TSMCはファーウェイへの半導体供給もあって、米国はこれへの対応も絡んでいる。カギになるのは工場の建設コストだが、それを政府が支えるとしても、アメリカで半導体を生産するメリットが民間企業、とりわけ受託製造をしているTSMCがどこまでメリットを感じるかが問題。
これは超重要なニュースの一つ。アフターコロナは、これまでの単に中国依存度を減らしてチャイナプラスワンという動きだけでなく、安全保障という大義名分が前面に出てきて、各国は重要分野については自国生産比率を高めるべく、色々と見直しを行うだろう。そうした各国の動きは正しいのだが、それが同時に世界的に起こると、合成の誤謬というやつで、世界のサプライチェーンは混乱し、世界経済にはリスクとなる。