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NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。いま知りたい注目ニュースを、わかりやすい解説や当事者インタビューなどでお届けする。
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賛成の方も反対の方も、どんどんと意見を表明し、それを議会が集約して徹底的に議論していただきたい。
そのための時間がなければ次の国会に回しても良いほど大切な問題だと思います。
2月に国会で、次期検察トップをめぐる人事が問題になりましたが、新型コロナの影響でトーンダウンしていました。政府からすればうまく切り抜けた形でしたが、まさかコロナ禍に炎上するとは思ってもみなかったでしょう。コロナ前よりも国民からの批判が殺到しているところを見ると、いかにコロナ対応のまずさが政府不信に火をつけたかがわかります。
それにしても、今回の問題が起こったきっかけは、黒川検事長の誕生日でした。検察側が次期トップに推していた林名古屋高検検事長の誕生日は7月で、黒川検事長よりも半年遅く、現稲田検事総長の在年2年の時期とちょうど重なっていました。
黒川検事長:2月8日に63歳で定年(勤務延長しなければ検事総長になれない)
林検事長:7月30日に63歳で定年
稲田検事総長:7月25日で平均在任期間の2年
黒川検事長と自民党の近さは別問題としてありますが、もし内閣が本当に適任だと思う人物を、誕生日を理由に任命できないというのであれば、制度として欠陥があるように感じます。企業の人事で、「あの人は飛び抜けて優秀だけど誕生日が半年早くて社長にできなかった」などということが、株主に許されるはずがありません(笑)。
非常事態宣言だって、しっかりした行政のトップ(首相)が選ばれる仕組みが国民の信頼感を得ているならもっと私権の制限まで踏み込めたでしょう。誰が首相なのか、が問題なんです。
本件、黒川さんという固有名詞と、今後常に政権に都合よい人事が行われてしまいそうという、国民からの信頼感のなさが根底にあるから大問題になるのです。
要するに、安倍首相への信頼感が揺らいでいるということだと僕は思います。自民党の中の自浄作用に期待します。
なお、本件の発端も、法解釈変更という禁じ手まで使って実現した黒川氏という個人の定年延長からでした。
https://newspicks.com/news/4632175/
法律では、内閣が「国民の代弁者」として位置付けられています。
しかし、内閣を「代弁者」だと思える人が少ない。それが、炎上を引き起こしている理由の一つにもなっているとも思いました。
この件からは少し逸れますが、現状の国会のシステムでは、間接民主制が上手く機能していない、と個人的に感じます。
選挙中は国民の方を向いている政治家も、いったん当選してしまえば、霞ヶ関内の勢力対立に気を配るようになる。マニフェストを守らなくても責められない。党議拘束により、自分の考えよりも党の意向を優先する。
内閣の人事も、与党内の派閥争いによって選ばれ、国民の意思が反映されている印象が薄い。
今はITなどのテクノロジーが発達し、直接民主制により近い国会運営のあり方を、検討する余地が出てきているように感じます。
抜本的な改革は時間もコストもかかりますが、三権分立を守るためにも、次世代が安心して日本に住み続けるためにも、これを機に考えたいと思いました。
特に「炎上の理由」と「本質的な課題」がとても分かりやすく記載されていて、どちらも問題だと思う。
個人的には炎上にも、なぜ今進めるのかにも、違和感を感じている。
https://newspicks.com/news/4890417
一昨日のTwitterタイムラインはこの件で埋め尽くされていました。著名人が意思を持ったツイートが、「本当に分かってるの?」コメントに荒らされてるケースを複数見かけた。
※女性著名人に対して多い気がしたのですが男性もありました?
半年近く報じられてきている内容のまとめ、しょうもないマウンティングされないよう確認を。
疑念を抱かせるプロセスを辿る強行姿勢に批判が集まっている。これまでも強行突破案件は多々あったが、批判が見える化された中それでも突破するのか注目です。
>そもそも行政府限りで法の解釈を変更した点に関し、改めて立法府の審議にかけて制度の是非を問うというのは、三権分立の観点からすればむしろ望ましいとさえ言える
http://agora-web.jp/archives/2045969.html
結論はほぼ同じ。
・法案自体は、騒ぐ理由は的外れ
・なぜ今のタイミングなのか?は説明するべき
・法案の前に、解釈で定年延長したことは問題
とはいえ、検察に対する問題はあると考えているので(自白強要×捜査権×マスコミとのタッグによる世論誘導)、今のまま独立性を持たせるべきか?、どうすれば問題解決できるか?に議論が向かって欲しいところ。