バンクシーはなぜ「医療従事者への感謝」を風刺画に仕立てたのか? パンデミックの表現とストリートの作法
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あまりのロジカルさに久々に鳥肌が立ちました。世界赤十字デーの「前日」という時間的背景、医療従事者への感謝と、ボランティアとして消費されかけている現状への風刺、そしてそれらがサウサンプトン病院というロケーション上のキーポイントに投下される。
まさにこれらの皮肉と称賛、対立的な議論を呼ぶ手法こそが彼の作品の価値であり、一枚の絵がこれらを語らしめることの凄さを改めて感じます。コロナ中にこれだけ複数記事を「投下」してくるバンクシーの動きも凄いです。笑先日公開されたバンクシーの新作についての論考を書きました。
なぜ「医療従事者への感謝」を風刺画にしなければならなかったのか、絵に込められたメッセージについて書いています。
バンクシーは作品を”投下”する場所を選び抜き、周りの風景を借景して作品を仕上げるサイトスペシフィックという手法で有名なアーティストです。
つまり、いつ、どこに投下されたのかがわかれば作品の意図がわかります。
今回の作品の鍵は、5月8日と12日にあるので、ご興味がある方はぜひ12日中に読んでいただけると嬉しいです。
イギリスだけでなく、いま日本に通じるメッセージが届きますように。興味深く読ませて頂きました。めっちゃ面白い。
とりあえずAmazonプライム・ビデオで「イグジットスルーザギフトショップ」をみて、バンクシーが考えてることを想像するだけでワクワクする。
確かに欧米ではヒーロー、ヒロインがリアルな人間や政治的リーダーに投影される気がする。
日本はどちらかというと「アマビエ」のような八百万の神様とかが流行ったりする謎な面白さがある。
絵は社会的背景や文化の違い、様々な要素や個性があって解説があっても無くても考えるだけでも楽しめる。