Amazonの従業員が学ぶ伝わる文章構成の極意
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
学生時代、英語担当の先生(アメリカ人)からこんなアドバイスをいただきました:事実を読み解きたいなら文章から形容詞を省いてから読む。つまり、形容詞はほとんど意味を持たない。本当の意味を伝えるためには名詞と動詞だけで十分。形容詞を省いてほとんど内容が残らないような文章は、そもそも意味がない文章である可能性が高い。
このアドバイスをもらってから自分も形容詞を極力使わないようにしています。組織のリーダーにとって、簡潔・明瞭かつ共感を誘い心のこもったライティングスキルは必須です。前職でもライティングのトレーニングを受けましたが、中でも印象的だった「失敗例」が2014年のマイクロソフトの従業員にあてたメモ。
https://nymag.com/intelligencer/2014/07/microsoft-lays-off-thousands-with-bad-memo.html
この文章、ものすごく遠回しに従業員を解雇してるんですが…最後まで読んでみないと、なんの話かてんで分かりません。これは今でもシリコンバレーの笑い話/語り草になっていますが、改めて、しっかりしたコミュニケーションをリーダーが行えないことの悲劇を表しています。
リモートシフトした働き方では、今まで以上にライティングスキルは重要ですね!Amazonのマーケティングの責任者の方が「新しいサービスを考えるとき、Amazonでは最初にプレスリリースを書いてみる」と以前仰っていました。
アイディアを明確に言語化し、簡潔に、受け手に分かりやすく伝えるというのは、確かに、業種や職種を問わず必要なスキルだと思います。
記事の後半にある梅棹忠夫先生の「知的生産の技術」も、若い頃に読みました。ぜひお勧めしたい良書です。