【秘話】型破り校長がコロナ下で果たした「オンライン改革」
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千代田区立麹町中学校で活躍された工藤校長の新天地での話。読んで再確認したのは「組織文化」の大切さです。
工藤校長は赴任されてすぐ全教員に向けてメッセージを発信されていますが、それだけ文化づくり(価値観のすり合わせ)が大事だと考えている証拠です。
今回のインタビューの中にも様々なメッセージが詰まっており、それに基づき具体的な取り組みまで落とし込まれている。工藤校長の赴任後、組織文化の大きな変化が起こっていることが想像されます。
コロナ休校は一過性のイベントでなく、教育が大きくシフトする「始まり」に過ぎません。これから大きな変化が続きます。変化に対応できる組織文化へと学校が変わらないと、この大変化に取り残され、学びの格差へと直結します。
※今後の学校・教育の変化を考える上では、本日公開の以下の記事もお役に立てれば幸いです。
コロナ後の世界 教育で起きる7つのシフト
〜これから、学びの「大格差」時代が到来する〜
https://newspicks.com/news/48983212月末の「休校要請」以来、3カ月近く「異常事態下」に置かれている学校現場。麹町中学校でテスト廃止などの改革を果たし、「型破り校長」として知られるようになった工藤勇一校長は、この4月に、新任地の横浜創英中学・高等学校に赴任したばかりでした。
初仕事が「コロナ対応」というスタートでしたが、工藤校長が真っ先に行なったことは「危機のリーダーシップ」としてはとても優れたものだったように思えます。教育的な観点はもちろんのこと、こうした時代のリーダーとはどうあるべきかという観点でも、ぜひお読みいただきたいエピソードです。完璧さを求める傾向が強いのが日本人の特徴の一つだと思います。オンライン教育やリモートワークを取っても、ともすれば「できていないこと」「見つかった問題」に目が行きがちですが、今は工藤校長の言う通り「やるしかない」「できることからやる」、そして「できたことを評価する」が大事だと私も思います。これは子供との向き合い方にも通じる視点かもしれません。テストで70点を取ってきた子供に、「3割落とした」と言うか、「7割できた」と言うか。