中曽根元首相のもと行われた「9月入学」のシミュレーション なぜ?30年以上実現しなかった背景
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注目のコメント
中曽根元首相のもと行われた「9月入学」シミュレーション、よく考えられていますね。選択枝のうち、、
(4) 半年待機
今回の議論で課題として「小1入学前の保育期間延長」があげられているのでこの案だと思っていました。
https://newspicks.com/news/4870193?ref=user_4734248
ただ諸外国と比べ義務教育が遅れるとの懸念があるのでしたら、
(3) 漸次入学
がよいのではないかとも思っていました。
感染数が少ない県では学校が再開され始めていますが、県により再開時期が異なるのは、特に受験生にとって公平性の面で問題だと思います。
東京でもさすがに9月には学校を再開できると思うので、来年9月入学、7,8月入試と決めてしまえば、受験生にとっても最後の学年が1年間あるので巻き返しできるだろうと思います。
馳浩元文科相がこの臨教審を持ち出したのはよかったと思いますが、でもなぜ9月入学に反対なのでしょう?
もちろん、社会制度を変えることになるので多くの課題はあると思いますが、一番優先すべきは学生で、多くの学生は9月入学への移行を望んでいると思います。中曽根元首相がつくった臨教審。当時9月入学を検討した際の資料を入手しました。かなり綿密なシミュレーションをしています。改革には痛みが伴いますが、いまグローバル化という耳障りのいい言葉ばかりが先行していませんか?幼稚園・保育園に子どもが通っている保護者には是非呼んで頂きたいです。
35年前の臨教審で議論された9月入学。現在の4月入学への移行も30年かかったという。今回スルーとなればあと30年は実現しそうにない。その臨教審の報告書は9月推しに読めます。要は移行のコストが大きいこと。大変だからやらない。
その後の平成30年は、昭和までの成功体験から、社会全体のデジタル移行コストを避けて沈没したとぼくは考えます。令和+コロナは、コストをかけてシステムを切り替えるチャンス。9月入学は試金石でしょう。